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一月観(視)察会
2016/01/10(Sun)
  きょうは今年初の観(視)察会。記録的暖冬で勿論雪は全くなく、とても穏やかな初歩きとなりました(0.8~8.7℃//西北西風)。集合場所のバス停で、新年の挨拶等交わした後、早速の出発です。陽気に誘われてぼこぼこと顔を出すバッケ、トチノキの光る芽やサザンカの花、イボタノキ、ネズミモチ、イイギリの実等観察、タラヨウの葉でも遊びながら行くと、楢枯れのクヌギやコナラが目立ち心が痛みます。ツノハシバミ、イヌガンソク、オヤマボクチ、シュンラン、イチヤクソウ、ネジキ、リョウブ、アオハダ、ヤブムラサキ、ツクバネ、ミヤマガマズミ、ウメモドキ、ツルリンドウ、イヌツゲ、ヤブコウジ等の木々、草々が変わらぬ風情で私達を楽しませてくれています。真新しいリスの食痕、テンやイタチの糞、黄金の金糸で作られた様な、蜘蛛(ヤマトゴミグモ?)の卵嚢にも出会いましたし、Mちゃんが見つけてくれたクスサンの繭やアシナガバチの巣も素敵でした。他にカモシカの食痕や角擦り痕、ニホンリスの巣、マイマイガの卵嚢、セイヨウタンポポの花、ホソバトウゲシバ、果実ではリョウブ、ヘクソカズラ、ナガバノコウヤボウキ、コバギボウシ、ハウチワカエデ等、野鳥ではシジュウカラ、トビ、アオゲラ、ガビチョウ等も見られました ・・・ しかし、いつもの散会・集合場所の東屋に出ると、周囲はすっかり伐り掃われ、何時も見比べていたヤブムラサキとムラサキシキブも、ウメモドキもハナイカダ所かウスノキやツルアリドオシまで刈られて、更地の様になっています・・・
葉っぱにお絵かき 金糸卵 「アシナガバチ」の巣 ハナイカダ所かウスノキやツルアリドオシまで刈られた集合場
  そして、「藪刈り」と称する自然破壊の帯が何処までも続き、皆で憤りました。これまで、当会として二十数年間、一木一草こよなく愛でながら、観察をし続けて来た沿道の灌木群が、一瞬にしてほぼ無くなっていたのですから、その落胆と怒りは測り知れません。メグスリノキ等の希少木本群は勿論、林床には希少なラン科植物群も数多く分布しており、今後はその生存も非常に危ぶまれますし、一時の作業による生態系への多大な影響が危惧されました。同行した管理者他に強く抗議し、今後の作業の中止を求めましたが、管理者は「希少植物群の存在を全く知らなかった」「事前調査はしていない」との事で、「やり過ぎ」は認めるものの、作業の継続や新道建設の許可を求められ、唖然としました。昨年末には「崩壊斜面」に関する立ち合いにも同席し、モノレール敷設ルートを林内から生態系への負荷のない通行止中の歩道に変更する過程も知っている筈でしたが、こうした思いが全く通じていなかった事が残念でなりません。
  視察後は新年会となりましたが、夫々に、今年の抱負や青葉山への思いを述べ、私も怒りや空しい気持ちを引き摺り乍ら、次世代へできる限り自然のままの青葉山を引き継ぐ為、力を注ぐ事を改めて誓わせて頂きました。解散後は、対策を早急に立てる事を約束し、「会」で話題とした山神碑を確認する等して、山を後にしました。新しい年が、逆境にある青葉山の全ての生き物達にとって、少しでも素晴らしい年になって欲しいと心から願いました・・・
延々と続く惨状 坂の下で 十両 帰りに寄った山神の碑
  
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コメント
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観察会も新年会も参加できなくて、すみませんでした。
報告を聞いてびっくりして、今日見てきました。何か書こうかと思いましたが、言葉になりません。これをよしとする方がいるのでしょうか? 涙が溢れました。
ますます大変とは思いますが、負けないで頑張ってください!!!
2016/01/12 02:29  | URL | カタクリ #-[ 編集]
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