ハナイカダ(花筏)の枝
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2016/01/12(Tue)
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きょうは曇り時々晴れて、風花が舞いました(-2.7~3.9℃//0.16μSv/h八幡1屋外土面上高さ1m・0.10μSv/h屋内21:00、西北西風)。
道沿いに、ハナイカダ(ハナイカダ科)の枝が捨てられていました。何時も何時も観察させて貰っていて、先日の「藪刈り」で伐られてしまった木で、黄緑の丸い芽が、まるで悔し涙を零している様でした。北海道南西部~九州の山地の湿った陰地等に生育する、高さ2m程の落葉低木です。若枝は緑色で無毛。長さ6-12cmの葉は互生し、楕円形で低鋸歯があります。花は淡緑色で、雄花は数個、雌花は1-2個で、共に葉の中央に付きます。これは、葉腋から出た花序の軸が葉の主脈と癒合したものと考えられています。黒い液果は種子を2-4個含みます。名は、葉の中央に付く花や実を、筏に人が乗った姿に見立てたものですが、散った桜の花弁が水に流れる様をも「花筏」と言い、その様をこの花の咲く様に準えたとの説もあります。別名のママッコは葉を「菜飯(なめし)」にした事に因み、「嫁の涙」は、昔殿様から「葉に実の生る木」を持って来る様命じられたお嫁さんが、山中を夜中まで必死に探したがどうしても見付からず、悔しくて涙を零すと、それが木の葉の真中で月光を浴びて真珠の様に輝いた、等の昔話に由来。青葉山では、沢周辺等に見られますが多くはありません・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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