>
青葉山は命溢れる自然の「山」!  町の「公園」ではない!
2016/01/11(Mon)
今、当会が設立以来20数年の間常に活動し続けている青葉山市有林で、管理者による大きな自然破壊が起きています。これまでも、「イワウチワを市民に見せる」との理由で歩道を開設し、その多くを消滅させ、「カタクリを見せたい」と言って又群生地に歩道を開設すると、(人が入る事により)藪化したと言ってトウゴクミツバツツジ等の希少灌木群を伐採し、それらの木々に依存していた希少蘭ユウシュンラン(当林最大の群生地だった!)をほぼ絶滅させ、管理棟の周辺は「明るくする」だの「危険」だのと言って徹底的に希少樹木や灌木群を伐採する等散々な破壊を繰り返してきましたが、今回は新年早々に、「ダニがいる」だの「クマが出る」だの全く意味不明な理由で、トウゴクミツバツツジやヤブムラサキ、アブラツツジ、ナガバノコウヤボウキ等の灌木群を徹底的に刈り取り、貴重極まるメグスリノキの群落も伐採してしまいました。又、この林下には希少蘭群生地が散在し、今後はその絶滅が危惧されます。当会としても、これまで二十数年間、一木一草こよなく愛でながら、観察をし続けて来た沿道の灌木群が、一瞬にしてほぼ無くなったのですから、その驚きと落胆、怒りは測り知れません。何処を如何観察しながら歩けと言うのでしょうか!?
管理者は、私達が常日頃訴えている「自然界における命の揺籃とも言える"藪"の大切さ」とは全く逆の、一部の人間にとってのみ都合の悪い"藪"刈りに血道を上げています。町中ならば、仕方のない面はありますが、ここは山、自然の森です。又、管理者の事前の説明では、「通行に支障のある範囲」(文書、口頭共に)との説明しかなく、前回の笹薮地等の「藪刈り」では、当会の要望をある程度聞き入れ、歩道沿いの狭い範囲の「ほぼ笹刈り」を実施しましたが、今回は、(希少植物分布を全く認知せぬまま、事前調査もせず)最大8m幅の皆伐を行った事は、決して許すことはできず、今回の様な、生態系への多大な影響がある、一時・広範囲の作業は勿論、緊急事態以外の全ての林地管理作業を中止することを要望します。
今後は、私達が一貫して訴えている様に、「山道としての歩道に限定した支障木の撤去や極力限定した笹刈りのみを行ってほしい、それができないのなら、一切自然に手を付けないでほしい!」と言うことです。一度失われた自然が戻ることはほぼ無いのですから。
これまで、管理者(公園緑地協会及び仙台市)とは何度も話し合いをしてきましたが、結局「青葉山」に対する見方が根本的に異なり、管理する側が青葉山の「奇跡的に残されながら大開発等で危うい状態にある、豊かで貴重極まる自然」を殆ど理解しようとせず、町場の「公園」と同じ管理方法を取ろうとすることに、一番の問題があると思われます。この考え方が革まない限り、私達は未来の世代と自然の為に命を懸けて戦い続けなければなりません。


スポンサーサイト
この記事のURL | 諸問題 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<ヤブムラサキ(藪紫) | メイン | 一月観(視)察会 >>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://aobaten.blog109.fc2.com/tb.php/3370-008d841c

| メイン |
ゆきかえる