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六月観(視)察会
2016/06/12(Sun)
 きょうは良く晴れて、暑い位の観(視)察会(18.8-25.0℃/東南風)になりました。近況、青葉山市有林の管理方法に関するの質問状提出と、"藪刈り"による希少種絶滅等の現状報告の後に早速の出発です。クスノキ、スイカズラ、ネズミモチ、ウメガサソウ等観察しつつ森に入ると、日向と違って森はひんやりとして、心地良い風も抜けて行きます。木陰をヒカゲチョウやクロアゲハ、ダイミョウセセリ等が飛んで行き、エサキモンキツノカメムシが木漏れ日にハートを輝かせ、蟻達があちこちに光の川を作っています。何処からもキビタキの囀りが爽やかに響き、藪からはウグイスやヤブサメの声が盛んに聞こえましたし、ホトトギスやアオゲラも間近で鳴いてくれました。沢の水溜りには、トウホクサンショウウオの幼生が大分大きくなっていて、小さな脚もしっかり出ていました。花では可憐なコナスビ、爽やかに群れるミヤマタムラソウ、終わりかけるも雪鈴を下げ地面にも散らすエゴノキや純白のネジキの花にも心が洗われました。モミジイチゴやヤマグワの実も、少しだけ、美味しく味わいましたね・・・
金銀花 ウメガサソウ ここには何が エゴノキ
 花では他に、ニガナ、ハナニガナ、ミツバツチグリ、ヤブムラサキ、ケキツネノボタン、ドクダミ、シラキ、イボタノキ、バイカツツジ、ナツハゼ、マムシグサ、ヒメジョオン、ツクバネ、ウメモドキ、コマツナギ、オカトラノオ、シロツメクサ、ムラサキツユクサ、ギンリョウソウ、ヤマボウシ、サルナシ、オニタビラコ、ヤマムグラ、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)等が咲いていました。果実では他に、ミヤマウグイスカグラ、ヘビイチゴ、ツノハシバミ、ツリバナ、ウスノキ等が見られ、マタタビの白い葉も目立っていました。キノコでは、マツオウジがあちこちに見られ、ヒトクチタケ、フサヒメホウキタケやサルノコシカケの仲間も多く見られました。鳥では他にシジュウカラが良く囀り、ヒヨドリ、スズメ、イワツバメ、ハクセキレイ等も確認しました。昆虫では、コジャノメ、クロヒカゲ、ハナバチ、ハナアブ、スズメバチの仲間、様々な虫瘤も見られ、動物ではニホンカナヘビに出逢った他、ツキノワグマ、テン、カモシカ等多くの痕跡を確認しました。
 しかし、毎年この時季必ず観察できていたヒトツボクロ(絶滅危惧Ⅱ類(VU)は、"藪刈り"により、葉さえ見当たらず、゜カザグルマ((絶滅危惧Ⅱ類(VU))の道沿いの群生地4ケ所は、"藪刈り"(と必要のない新道開設)により、その痕跡さえ確認できませんでした。キンラン(絶滅危惧Ⅱ類(VU)) やクリンソウ(絶滅危惧Ⅱ類(VU))、コケイランの群落さえ消えていました。来期以降の行末は解りませんが(同じ管理法を続ける限り)再生不可能、絶滅は必至!)、管理者には、「取り返しの付かない事をした」のだとの、少なくもその「認識」を持って貰いたいものです。
 無残に踏み荒らされた"自生地"を通り、如何し様もない落胆と怒りに苦しめられはしましたが、煌く森に溢れる歓声・・・皆さんも、山の大自然と子供達の純真な心に癒された一時でもあったのではないでしょうか・・・?!
ネジキの花 大分大きくなりましたね キビタキ みんなでパッチリ
  さて、来月(7/10)は、ヤマユリ、クルマユリ、ムラサキシキブ、ノギラン等の花々、樹液や花に集まる昆虫達等を観察できればと思います。夏鳥とその巣立ち雛、希少動植物等々、思わぬ出会いがあるかも知れませんね・・・・
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