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十二月観(視)察会
2016/12/11(Sun)
  きょうは、湿った雪が降ったり止んだりの、師走に相応しい観(視)察会となりました(-0.7~4.0/西北西風)。近況報告等の後、早速出発はしましたが、正門脇に僅かに残された貴重な自然林の一部が、電線新設の影響で大きく破壊されていて、とても驚きました。数m側に車道があり、「そこに沿って敷設すれば済むものを何故!?」と皆で訝り、怒りました。男子寮に続く車道沿いも、これまで観察を続けてきた数十本の木々が伐採されていて、落胆しました。気を何とか取り戻しつつ、道々に残るヤマボウシやトチノキ、コブシ、ツノハシバミに、キクイモや植栽のツワブキ等観ながら森に入ります。期待した積雪は殆ど無く獣の足跡観察は叶いませんでしたが、すっかり葉を落した木々の下のふかふかの道を、ヤブランの青黒い実や無数に落ちるシロダモの赤い実を拾ったりしながら進みます。路傍には、カモシカやノウサギの食痕もあちこちに見られ、ニホンリスの無数の食痕(松、胡桃)にも心を癒されました。
歩き出しの道端 キクイモの名残花 雪の舞う中 空蝉
 花では他に、植栽のサザンカ、ヒイラギナンテン、アケボノアセビ、不時開花のツツジ、ケヤマハンノキやツノハシバミ、ウダイカンバの雄花、ヤマツツジ、コブシ等の蕾、萎れかかったシロダモ、ハキダメギク等が見られ、羊歯ではフユノハナワラビやリョウメンシダ、イヌガンソク、シシガシラ、オクマワラビ。ホソバトウゲシバ等、苔ではハイゴケやシラガゴケ等、果実ではノイバラやツノハシバミ、ツクバネ、オオウバユリ、キリ、トチノキ、ヘクソカズラ、アオキ、サルトリイバラ、タチシオデ、ヒノキ、トリガタハンショウヅル、ジャノヒゲ、オオバジャノヒゲ、カラスザンショウ、ヤブコウジに、ウメモドキやヤブムラサキも僅かに残っていました。冬芽では、トチノキやヤマボウシ、オニグルミ、ホオノキ、タカノツメ、サラサドウダン等観察。虫瘤は、ウダイカンバ、イヌツゲ、クリのもの等、キノコでは、エゴノキタケ、カワラタケの仲間等の他、変形菌のマメホコリも見られました。動物ではテンの糞、土竜塚等、野鳥との出会いは少なかったものの、柿を食べるツグミ、混群を作るシジュウカラ等のカラ類、ヒヨドリやトビ等の他、アオゲラの羽根を見つけた方もいました。昆虫では、フユシャクの仲間が舞っていた他、クスサンの繭、アブラゼミの空蝉等も見られました。今回は例年通りの少し長めコースを歩きましたが、諸課題と共に、新たな喜びや発見も多々あった一時ではなかったでしょうか?尚、大学正門脇の自然林破壊については、これ以上の破壊が起らぬ様に、大学等にしっかり申し入れたいものです。さて次回は、新年の初歩きです。きりりとした雪上の?心改まる「会」を期待しましょう・・・
シロダモの実 森の大食堂 みんなでパチリ 伐採された木々
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