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五月観(視)察会
2017/05/14(Sun)
  きょうは、定例観(視)察会の日(11.7~14.0℃/北北東風)。生憎の雨中、時折雨宿りしながらの、しっとりとした会となりました。トチノキやクヌギ、ムラサキケマン、ウメガサソウやツクバキンモンソウ等観察しながら森に入ると、滴る緑の中、豊かな森の証の一、ギンリョウソウがあちこちから顔を出していました。紅いヤマツツジは鮮やかに咲き群れ、亜高山性の真白いマイヅルソウは爽やかに大きな群落を作っていました。今日の目当ての一、ヒメシャガ(国レッドリスト準絶滅危惧)は至る所で青紫花を開き、遥か遠来のキビタキは間近で盛んに囀ってくれます。葉陰には愛らしい赤や桃、縞模様等のウスノキ、黄型や薄紅型のツクバネウツギ、半紫型のトリガタハンショウヅル、白花が樹幹全体に咲き群れるミツバウツギやケカマツカ、ウワミズザクラ、マルバアオダモにも心洗われました。瑠璃や桃に染まるルリソウ(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)も見事に咲き誇り、ユウシュンラン(国、県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)は終わりかけていたものの、ササバギンラン(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)、ギンラン(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)にも出会うことができました・・・
ギンリョウソウがいっぱい! ヒメシャガ 川になった道を行きます マルバダケブキ
  花では他に、タニウツギ、ニシキギ、イカリソウ、ニガイチゴ、シュンラン、ヤマグワ、ヒメコウゾ、ツボスミレ、エゾタンポポ、ミツバツチグリ、カキドオシ、アオキ、シナノタイゲキ、ナツトウダイ、サルトリイバラ、サンショウ、オニタビラコ、マムシグサ、ミヤマガマズミ、ハルジオン、オトコヨウゾメ、スズメノヤリ、クサノオウ等が見られました。野鳥では、藪中で盛んに鳴くウグイス、谷で高らかに囀るオオルリの他、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、ヒヨドリ、カワラヒワ等の声がし、ハシブトガラス、イワツバメ等が見られました。動物では、ヤマアカガエルやタゴガエルが良く鳴いていました。雨で昆虫は殆ど見られませんでしたが、進む藪影からシャクガの仲間等が良く飛びました・・・
  今回は大雨で、"藪刈"後の道が益々川になっていた事もあり、そのの点検は出来ませんでしたが、前日の下見では、昨春失われたヒトツボクロ(県レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)や他の多くの希少蘭類には回復の兆しは見られず、今後も注意深く見守って行かなければなりません。都市計画道路や、最近突然発表された、東北大学青葉山キャンパスへの放射光施設や学生寮棟群建設等の、再度の大規模開発が危惧される中、地道な観察や保護活動が一層大切になっていると感じた「会」ともなりました・・・
ケカマツカの花 ギンラン 雨降り頻る中でも! キビタキ
 来月は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみます。又、必ずや素敵な出会いがあることでしょう・・・ 
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