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六月観(視)察会
2017/06/11(Sun)
 きょうは晴れて爽やかな、気持ちの良い観(視)察会(13.2-22.7℃/西風)になりました。近況や"地図"、"会報"等の話の後、早速の出発です。スイカズラ、ウメガサソウ、20㎝近くになったシュンラン等観察しつつ森に入ると、森の中は、その豊かさの象徴でもあるギンリョウソウが]無数に蒼白い姿を見せ、ホクリクムヨウランもあちこちに、その慎ましくも美しい佇まいを見せています。道々にはエゴノキの白花が散らばり、見上げれば鈴音でも聞こえてきそうな風情で、ネジキの花も小鈴の雰囲気でした。何処からも営巣中のキビタキの囀りが響き、ホトトギスやアオゲラも間近で鳴いていました。すると突然、道の真前でカモシカと遭遇!、「ごめんね」と言いながら様子を見ていると、又一頭黒っぽい別のカモシカが道を横切り、一同大いに感激しました。沢の水溜りには、トウホクサンショウウオの幼生が大分大きくなっていて、小さな四脚もしっかり出ていました。期待したカザグルマやゼンテイカは既に花を散らしていましたが、サイハイランは、思いがけなくも華やかな咲き方をしていて、皆で喜びました。化石トンボとも称されるムカシヤンマに出会い、皆の帽子や腕に止まったりして、中々離れなかったのも、とても印象深い事でした…
スイカズラ エコノキの花 二頭と出会いました💛 化石トンボをパチリ
 花では、未だ咲いていた多くのヒメシャガ、可憐なコナスビ、咲き始めたミヤマタムラソウ、 コゴメウツギ、コウゾリナ、ガマズミ、サルナシ、ハナニガナ、ミツバツチグリ、ヤブムラサキ、ケキツネノボタン、シラキ、イボタノキ、ナツハゼ、マムシグサ、コゴメウツギ、 ヒメジョオン、ハルジオン、ツクバネ、ウメモドキ、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、サルナシ、マルバダケブキ、ヤマボウシ、ヒメコウゾ、ユキノシタ、ヤグルマソウ等が咲いていました。果実では、モミジイチゴやヤマグワを少し味わった他、ミヤマウグイスカグラ、ヘビイチゴ、ツリバナ等が見られ、マタタビの白い葉も目立っていました。キノコでは、マツオウジがあちこちに見られ、マルミノフウセンタケ、ヒトクチタケやサルノコシカケの仲間も見られました。鳥では他にシジュウカラ、カワラヒワ、コゲラ、メジロ、ヒヨドリ、イワツバメ、ツバメ、ハクセキレイ等も確認できました。昆虫では、コミスジ、キンモンガ、コジャノメ、クロヒカゲ、カラスアゲハ、ジョウカイボンや花に集まる花蜂、花虻の仲間が見られ、動物では水溜まりにいたタゴガエルの他、ツキノワグマ、テン等多くの痕跡を確認しました。
 昨年"藪刈り"された道筋では、今期も今尚、希少蘭等は確認されず、来期以降の行末も不明ですが、地域的な"絶滅"だけは無いようにと、祈るばかりでした。しかし今日は、それを免れた区域で、藪影にキンラン(絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN))やヒトツボクロ(絶滅危惧Ⅱ類(VU)を確認できたのは特筆すべき事で、何よりも幸いでした・・・
トウホクサンショウウオの子供たち 華やかなサイハイラン 木漏れ日の中 キビタキの囀りが一杯!
  さて、来月(7/9)は、ヤマユリ、クルマユリ、ムラサキシキブ、ノギラン等の花々、樹液や花に集まる昆虫達等を観察できればと思います。夏鳥とその巣立ち雛、希少動植物等々、思わぬ出会いがあるかも知れませんね・・・・
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