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六月観(視)察会
2008/06/08(Sun)
きょうは朝から良く晴れて、絶好の観(視)察会日和になりました。バス停には大勢の参加者が集い、暫し挨拶等交わした後歩き出すと、今頃には珍しく並木のハクウンボクが咲き残っていました。白い花群れは、正に白雲が棚引く様です。その枝から沢山下がる出来たての葉巻きは、メイガの揺籃でした。管理センターへの入口にはムラサキサギゴケが咲き群れていましたが、中には真白いサギゴケもそのものも交じっていました。白いと言えば、エゴノキの花が森のあちこちで微かな芳香を漂わせて、咲き初めだと言うのに落花が水面を埋めている沢もありました。この枝にも、エゴツルクビオトシブミの揺籃やエゴノネコアシ(虫瘤)が付いています。それにしても、梅雨が近付くにつれて、白い花が目立ちますよね。きょうは他に、アブラツツジ、ガマズミ、ヤマボウシ、ノイバラ、コゴメウツギ、ミヤマナルコユリ、ヤブデマリ、ハリエンジュ、サルナシ等の白花が咲いていました・・・<↓かーそる(矢印)を当てると説明が出ます〉 
ハクウンボク エゴノキ ニホンカワトンボ(ヒガシカワトンボ) トンボつかまえたよ!
 他の花では、シラキ、マムシグサ、クリンソウ、ミヤマオダマキ、カワラナデシコ、ケキツネノボタン、キショウブ、ツリバナ、ヤマウルシ、マルバダケブキ、オニタビラコ、カキドオシ、ニガナ、ハナニガナ、コナスビ、ハハコグサ、ハルジオン、ウメガサソウにヒメシャガも咲き残っていましたし、コミネカエデの黄花も見られましたね。中でも、透き通る銀白色のギンリョウソウは道行く至る所に顔を出し、薄暗がりの沢辺には檸檬色のニッコウキスゲ達が輝く様に佇み、終りかけてはいましたが、貴重なキンランやササバギンラン(これも白花でしたね)にも出会う事が出来ました。果実では、ヤマグワやヒメコウゾはまだでしたが、モミジイチゴは大分熟していました。ミヤマウグイスカグラもグミの様な実を早くも付けていました。キノコでは、ヒノキオチバタケやドクベニタケ、クロチャワンタケ等が見られました。野鳥では、残念ながらトビのヒナは巣立った後の様でしたが、間近でキビタキが囀り、ヤマガラ、エナガ、シジュウカラ等も周囲を飛び回り、遠くからオオルリやホトトギスの声も聞えていました。動物では他に、カンナゲッチョ(ニホンカナヘビ)、タゴガエル、ヤマアカガエル等が足元を跳ね、ムカシヤンマも飛んでいました。子供達は、ニホンカワトンボ(ヒガシカワトンボ)やオトシブミを捕まえたり、テンの糞やニホンリスの食痕を見つけて、はしゃいでいました。暑くて汗ばむ程でしたが、楽しい一時でした。皆さんには、どんな出会いがあったのでしょう? 
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ) キイロヒゲナガオトシブミの♀ ギンリョウソウ みんな、いいお顔ですね・・・.
 来月(7/13)は、オカトラノオ、バイカツツジ、ムラサキシキブ、ノギラン等の花々、花や樹液に集まる昆虫達等を観察しましょう。キビタキ、オオルリ等の夏鳥達とその巣立ち雛にも出会えるかも知れませんよ・・・ 
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コメント
- 山河あり? -
 仙台市が六十万都市を目指していたころ、人口が減少することをだれも予測していませんでした。百万都市になって、それでは暮らしよくなったでしょうか?誰も知っている人のいない人混みを歩くのがいやで、最近は「番ブラ」をしなくなりました。そしてこれから、人口はどんどん減少します。
 都市に人口を集めようとする政策のために、過疎の村ができ、日本の農業や漁業、林業が壊滅し、都市にアウトバーンを真似た立派な道路ができ、交通網が完備したとしても、食糧難に喘ぎ、気象変動に喘ぐ生活しかなかったらどうしましょう?人生は短いし、変動するものだと思います。変動の方向性を見極める余裕さえないのかもしれません。でも、皆がいやだと思い、どこか変だと思うなら、留まる賢明さが必要なのではないでしょうか?
 先の戦争だって、皆が変だと思いながら、方向を変えることができませんでした。仙台市で起ろうとしていることも、それと同じなのだと思います。無力感を語ることではない何かを深呼吸して、考えたいと思います。
2008/06/10 10:56  | URL | すずめのこ #SNSZ3Mro[ 編集]
-  -
てん様
 今回は晴天に恵まれ楽しい観察会でした。
大勢の方々が参加され、嬉しく思いましたが、
皆さんが共通して思われた事は、地下鉄工事で
この素晴らしい森が危機に瀕しているという
事ではなかったでしょうか?自分は微力だな~と
思いしらされました。
2008/06/09 11:03  | URL | やまぼうし #-[ 編集]
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