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九月観(視)察会
2017/09/10(Sun)
  きょうは良く晴れて暑い程で、夏が舞い戻ったかの様な観察会となりました(18.9~28.8℃/南南東風)。集合所のバス停で近況、今日の予定等報告の後、早速の出発です。栃の実が無数に落ちる大学構内を抜け、未だオオルリボシヤンマ等が飛ぶ池やオオムラサキが居た!と言う蝶庭を横目に、ツクシハギやミヤギノハギ、ヒメジソやゲンノショウコ等を観察しながら森に入ります。構内では、チッチゼミのか細い声が聞こえていたものの、林内は未だ夏の模様で、ミンミンゼミに、ツクツクホウシ、アブラゼミにエゾゼミも良く鳴いて、差し込む日差しもきらきらと眩しいばかりです。9月はキノコ中心の会の筈ですが、肝心のキノコと言えば、不思議な姿のタケリタケやモミジタケ、触ることすら危険なカエンタケ、食べられなくなったスギヒラタケ等ばかり現れて、食菌は勿論、イグチやベニタケ等何時もの顔触れには出会えませんでした。道端には、アオハダの赤い実や青い団栗、毬栗等が落ち、ミヤマガマズミやオトコヨウゾメ、ツリバナ、シラキ、ウメモドキ、ナツハゼ、コウスノキ等が目立ち、花ではキバナアキギリ、ダキバヒメアザミ、コバギボウシ、ヤマジノホトトギスが咲き、アキノキリンソウやシロヨメナも咲き初めていました。林下の草藪にひっその佇む、ネナシカズラやヤブマメにも心洗われました。鑑定会では既述のものの他、ムラサキヤマドリタケ、ヒイロタケ、コツチグリ、コイヌノエフデ、カワラタケ、ヒトクチタケ、ヒメカバイロタケ、マツオウジ、ドクベニタケ等が確認され、他にニッケイタケ、オニフスベ、オオホウライタケ、ナメコ等が見られましたし、佐藤先生が持参したキフシススホコリ等の変形菌のコレクションにも唸りました…
ツクシハギ_爽やかな森の中で._スギヒラタケ_キバナアキギリ
  花では他に、ヤブラン、ケチヂミザサ、ガンクビソウ、オヤリハグマ、オクモミジハグマ、ヤブハギ、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、センボンヤリ、カノツメソウ、ヒヨドリバナ、ナガバノコウヤボウキ等が見られました。果実では他に、シュンラン、ホクリクムヨウラン、サンショウ、チゴユリ、ヤマユリ、クルマユリ、タチシオデ等が目立ちました。動物では、足元から飛び跳ねたアカガエルの仲間、テンやキツネの糞、クマやイノシシの痕跡等、昆虫では、萩に群れるキタキチョウやコミスジ、ヤマトシジミ等、薊にはメスグロヒョウモンやカラスアゲハ。子供達が見つけた、美しいコエビガラスズメや、マムシグサに居たマムシそっくりのビロードスズメの幼虫には皆で驚きました。あちこちの草叢にはフキバッタやアシグロツユムシ、花に群れる様々なシジミチョウやセセリチョウ、往来するムカシヤンマにも出会い、何処からか現れた、背中に何かを背負った超不可思議な虫(クサカゲロウの幼虫?)にも驚嘆しました。子供達が折角見つけた空蝉(ヒグラシとミンミンゼミ?)の同定を約束したのに、すっかり忘れたのは御免なさい(見分け方はこちら)。解散後には、樹液の木にスミナガシやルリタテハ(オオスズメバチも)、楓の木にはゴマダラカミキリが居て、とても嬉しくなりました。野鳥ではメジロ、イワツバメ、シジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、キジバト、トビ、ハシブトガラス等が確認できました。
 きょうは夏の様な天気の下、キノコは極端に少なかったものの、夫々に新しい出会いがあり、様々な自然に触れる事ができたのではないでしょうか? 私達が護ってきた自然がこれ以上壊れることがない様にと、願い合った一時でもありました…
ネナシカズラ_鑑定会の始まり~🎵_夏の会でした_ゴマダラカミキリ
  来月(10/8(日))も、キノコ中心の観察・鑑定会を予定しています。又、素晴らしい出会いを期待しましょう・・・
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