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一月観(視)察会
2018/01/14(Sun)
  きょうは今年初の観察会。真青な空の下、穏やかな"初歩き"となりました。(-3.1~-4.1℃/西北西風)。今回の集合・解散場所はせんだい環境学習館"たまきさん"。諸事情で、先に新年会をで行う事となり、暖かな会場で先ずは夫々が自己紹介、今年の抱負や青葉山への思いを語り合いました。恒例の籤引き等もあり、楽しく穏やかな一時を過ごしました。
 さてお昼前、竜ノ口の源流を目指して出発です。未だ消えていない都市計画道路コース等説明し、ブナの大木やモグラ塚等眺めながら林縁に進むと、黄緑のウスタビガの繭が目に飛び込みます。最近には珍しくあちこちにあって、美しく精巧な形に皆で感心しました。黒い実を一杯付けたイヌツゲの大木、苦甘いスイカズラの実、ノイバラやサルトリイバラの真赤な実にも感じ入りました。昨年歩き観察した林縁の幼木達は皆伐されていましたが(ガッカリ😞)、その雪の原を抜け、飛び上がるツグミやカシラダカの群れ(ミヤマホオジロも混じっていたか)を観察しながら大池(跡)(竜ノ口源流の一でオオタカの重要な狩場だったが、大学移転に伴う工事でほぼ枯渇した)に向かうと、僅かに貯まった水面は凍てつき、周囲は静まりかえっています。残る雪面には、キツネやタヌキ、テン、キジ等の足跡が続き、何処までも辿ってみたくなります。丘を登るとマンサクの木々に花芽が無数に付いていて、開花が待遠しくなりました。以前は東北大学からグラウンド等運動場として使用と説明を受けていた、放射光施設(6万6千㎡)の建設予定地を視察しつつ、ヤブツバキ等眺めながら進むと、そこに竜ノ口渓谷支流万助沢の源流池がありました。周囲の工事現場に囲まれながら、ミズナラ等の古木やセリバオウレン等の広がりと共に、ひっそりと昔のままの姿を見せていました。その先には、これも以前の計画には全くなかった学生寮(800名収容)のビル群が建設中で、その巨大さに驚愕し、その辺りからは真白な泉ヶ岳や光る太平洋は見えるものの、池周辺環境や青葉山の自然の行末には大いに不安を感じました・・・
新年会の様子 ウスタビガの繭 雪の原を行きます♪ 泉ヶ岳
  期待したオオタカ等の猛禽は余り見られず、ノウサギの痕跡も確認できませんでしたが、他に花では、ケヤマハンノキ雄花、オオイヌノフグリ等、実では、ヘクソカズラ、サラサドウダン、リョウブ、ネジキ、アメリカセンダングサ、アカネ、ウメモドキ、ツルウメモドキ、ガマズミ、アズキナシ、イタチハギ等、動物ではキツネの糞等、昆虫ではフユシャクの仲間、ヤママユやクワゴ、クスサンの繭等、虫瘤ではアカシデやクリ、コナラのもの、冬芽では、タラノキ、マルバアオダモ等、野鳥ではシジュウカラ、エナガ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、セグロセキレイ、スズメ、トビ等が見られました。
  きょうの視察の様に、青葉山の生態系を分断する動きは続きますが、希少種発見や再確認等の素晴らしい情報も多く、今年は更に新たな気持ちで、様々な困難に立ち向かいつつ、より地道に活動しなければと思いました。2018年が、青葉山の全ての生き物達にとって、素晴らしい年になってほしいものです・・・
イラガの繭とマンサクの花芽 竜の口源流の池で ツグミ 遥か太平洋を望む
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