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十月観(視)察会
2018/10/14(Sun)
  きょうはほぼ曇りで、とても穏やかな観(視)察会になりました(11.6~17.1℃/北西風)。近況やチラシ内容(クマノミズキ)紹介、講座案内等の後、早速出発です。周囲はツクシハギやノコンギクが咲き群れ、ノブドウやニシキギ等の実が目立ち、空を蜻蛉が飛び交っています。森に入り、たわわに生るサルナシを皆で味見したり、カラハナソウの香りを楽しんだりしていると、先にハクウンボクても出会ったヤマガラが、エゴノキに引切り無しに何羽もやって来ては、実を咥えて飛んで行きます。素敵な「ショー」を楽しんだ後は、お洒落なブローチにもなりそうなクサギの実やめんこいスズメウリ、真赤なミヤマガマズミやオトコヨウソメ、ケカマツカ、ウメモドキ、マムシグサ等を夫々楽しみました。元々目当てだったキノコは何故かとても少なかったのですが、砕ける白波の様なスギヒラタケだけは大量に見られた他、何と、トリュフを発見された方もいて、皆で大喜びしました。和名はイボセイヨウショウロのまだ白っぽく若い菌で、香りも弱いものでしたが(数日冷蔵庫等で保存すると香が強くなるそう)、11~12月の茶色くなったものは、一つだけでも部屋中が香り立つとの事でした。森の道々には、黄金に輝くアキノキリンソウ、淑やかに佇むシロヨメナやダキバヒメアザミ、今や希少種となりレッドリスト掲載のリンドウの煌きに胸打たれました。キノコでは他に、キチャホウライタケ、スギエダタケ、フサヒメホウキタケ、モリノカレバタケ、オチバタケ、ヒノキオチバタケ、カワラタケ、ウチワタケ、モミジタケ、ヒトクチタケや、変形菌のマメホコリと思われる未熟子実体等が見られ、終了後の小鑑定会では、アカモミタケ、ドクベニタケ、シロツルタケ、シラゲカヤタケ、ツチスギタケ、コブアセタケ等の他、ミツバアケビやサンカクヅルの実も確認しました・・・
ヤマガラ 美しいものに人は寄ります トリュフ! スギヒラタケ
 花では他に、センブリ、シラヤマギク、ヤマハツカ、ヒメジソ、ナンブアザミ、ガンクビソウ、コヤブタバコ、ダイコンソウ、イヌタデ、コバノセンダングサ、ゲンノショウコ、メナモミ、オヤマボクチ、オオハンゴンソウ、ツユクサ、アキノノゲシ、オヤリハグマ、オクモミジハグマ、ミヤギノハギ、センボンヤリ、シシウド、ヤブガラシ等、フユノハナワラビの胞子茎も多く見られ、果実では、ツルリンドウ、ホオノキ、コブシ、ヤブムラサキ、ヨツバハギ、コマツナギ、ツルアリドオシ、イヌツゲ、イタドリ、ツリバナ、タラノキ、イイギリ、ツクバネ、ヘクソカズラ、ネナシカズラ、ミズヒキ、クリ、コナラ、ミズナラ、ノダケ、ヤブハギ、チゴユリ、オオバジャノヒゲ、ツルニンジン、ウスノキ、リョブ、マンサク等の他、クマノミズキの赤く珊瑚の様な果柄が沢山落ちていたり、ヤマノイモやウワバミソウのむかごも生っていました。昆虫等では、無数に飛ぶアキアカネ等の赤とんぼ、沢付近をまだ飛んでいたムカシヤンマと思われるもの、萩にいたキタキチョウやセセリチョウの仲間、ツユムシの仲間、ジョロウグモやイシサワオニグモ等。動物では、ニホンカナヘビ、アカガエルの仲間等の他、何処でも異常に目立ったイノシシの痕跡に、希少植物存続への危機感を募らせました。野鳥では、カケス、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス等確認の他、外来のガビチョウがけたたましく鳴いて、生態系の破壊に滅入りました。きょうは、キノコ観察より自然全般の、初秋の森を愛おしむ会となり、林内外の急激な変化に憂いながらも、新たな出会いや喜びも多々あった一時だったのではないでしょうか・・・
シロヨメナ 見空ければ珊瑚の海 終りまで残った方々 リンドウ
 来月11/11(日)の会は、美しい紅葉を愛でながら、所々に残る野菊や木の実、野鳥達等を観察しましょう!晩秋のキノコも見られるかも知れません・・・
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