FC2ブログ
>
十一月観(視)察会
2018/11/11(Sun)
  きょうは、初めは雲があったものの直ぐに晴れ上がり、青空の下、紅葉も見頃の素晴らしい観(視)察会になりました(9.0~18.0℃/西北西風)。近況報告の他、新聞掲載の、青葉山の素晴らしさと危機、自然保護を訴える記事の紹介等あった後、早速の出発です。穏やかな陽気の所為か、赤とんぼも数多く飛び、ランタナやメド―セージ等の咲く蝶庭にはキタキチョウが舞い、小さな花虻達も飛び交い、ツクシハギやミヤギノハギも未だ咲いていました。トチノキは殆ど落葉しているものの、ケヤキやアカシデ、オオモミジ、ドウダンツツジ等の黄・紅葉、カリン、マユミ、イイギリ等の実、ノコンギク、アキノノゲシ、アキノキリンソウ等の花々を見ながら森に入ると、思わぬ場所にムラサキシメジやクリタケが美味しそうに生えていました。ミカドフキバッタが、あちこちの葉や枯木上にじっとしているのも印象的でした。森は、ハウチワカエデやコハウチワカエデ等が赤々と葉を染め、タカノツメの黄葉も黄金色に、コシアブラは白々と、足元にはウリハダカエデ(幼木)の赤い絨毯が広がっています。他にもカマツカ、ミヤマガマズミ、ニシキギ、サンカクヅル、ツリバナ、アオハダ、マンサク、ブナ等の葉が、緑~黄〜赤〜茶〜白と色とりどりに染まっていました。木の実では、ヤブムラサキ、ウメモドキ、ツクバネ、シラキ、ツルリンドウ等が目立ち、紅葉では他に、クロモジやエンコウカエデ等の黄、コミネカエデ、ツタウルシ、ヤマウルシ等の赤、イヌブナ等の黄褐も良く目立ちました。そして、2年前の「藪狩り」で群落が消失していたメグスリノキは、今秋は株立ちや幼木等が幾分回復し、胸に染入る紅葉を見せていました。
黄葉に花に虫に、見るもの一杯! ムラサキシメジ 紅い森を行く ミカドフキバッタ
 花では他に、イヌタデ、ヘクソカズラ、ダキバヒメアザミ、ナンブアザミ、ヒヨドリバナ等が咲き残り、枯れかかりのリンドウ、外来種のセイヨウタンポポ、アメリカセンダングサ、オオハンゴンソウ、ハキダメギク、セイタカアワダチソウ、園芸種のアベリア、ブッドレア等も見られ、紅葉ではオトコヨウゾメ、ミヤマタムラソウ、バイカツツジ等、果実ではカエデ類の翼果、ツルアリドオシ、ヤブコウジ、ミヤマガマズミ、コウスノキ、イボタノキ、トチノキ、ホオノキ、チゴユリ、オオバジノャノヒゲ、ノダケ、柿等が見られました。野鳥では、混群を作るシジュウカラ、ヤマガラ、エナガ等、赤松でキョッキョっと鳴いていたアオゲラ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、スズメ、ガビチョウ等を確認できました。動物では、キツネやテンの糞、ニホンリスやノネズミの食痕、カモシカの角擦り痕と食痕等、昆虫では、等に出会いました。虫では、落葉にいたカレハヒメマルハキバガ、イカリモンガ、ジョロウグモの雌雄等。キノコでは、倒木に出ていたニガクリタケ、流れかかったナラタケモドキ、ウチワタケ、スギエダタケ等の他、帰り道には見事なオオイチョウタケが群れていました。きょうは「紅葉狩り」を主に、深まる秋の山を「五感」で味わえた一時ではなかったでしょうか?
 尚、一旦解散後は、所謂「せせらぎ広場」の、終了した崩壊崖地修復工事を視察。ほぼ以前説明を受けた通りの、非常にしっかりとした出来上がりとはなってはいましたが、当地は元々、希少動・植物が多数生育・生息する極めて貴重な区域でした。歩道の改修から始まった、ほんの小さな崖崩れが、修復工事をする度に崩壊を繰り返し、多くの希少植物群落が消滅してしまいました。今後は、様子を観つつ歩道も回復させるとの事ではありますが、これ以上の崩壊も工事も無く、嘗ての生態系が少しでも復活する事を願うばかりです・・・
紅葉のアーチをくぐって ナンブアザミ 最後は良く晴れました オオモミジ
   来月(12/9)は、ふかふかの落葉を踏み分けながら、冬芽や常緑樹、様々な落葉、動物達の痕跡、混群を作る野鳥達、冬越しをする昆虫達等を観察しましょう。また素敵な出会いがあるといいですね・・・ 
スポンサーサイト



この記事のURL | 観(視)察会 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<ツタウルシ(蔦漆) | メイン | オオモミジ(大紅葉)の紅葉>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://aobaten.blog109.fc2.com/tb.php/4421-1aad8029

| メイン |
ゆきかえる