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一月観(視)察会
2019/01/13(Sun)
 きょうは、新年初の観(視)察会。一月とは思えぬ穏やかに晴れた空の下、多くの参加者が集い、楽しい「初歩き」になりました(-0.9~6.2℃/北風)。大学構内は栃の芽がキラキラ光り、欅や紙垂の芽も膨らんで、道沿いの山茶花も咲き群れています。中でもイイギリは真赤な実を無数に垂らし、ヒヨドリやツグミ等が喧しく鳴き交わしながら採食しています。隣のタラヨウの葉で遊んだり、イヌガンソクやシシガシラを比べたりしつつ森に入ると、そこは森閑と、冬枯れの木立が続いています。様々な冬芽や翼果等の実、虫瘤、繭、羊歯類等観察し、樹液を舐めてみたりもしました。時折野鳥の混群が通り過ぎ、エナガやヤマガラ、コゲラ等を楽しみ、アトリやカシラダカの群れにも出会いました。檜林では、猛禽に襲われたのか、アカゲラの羽根が散らばり、皆で想いを巡らせました。カバノキ科の木々では、ツノハシバミやケヤマハンノキ、ハンノキ等の他、アサダの雄花も観察しました。繭も色々ありましたが、案外あちこちにあったウスタビガの他、ヤママユ、クワコ、イラガに、レツドリスト記載のシンジュサンのものとの出会いは、大きな喜びでした…
イイギリ ウスタビガの繭 アサダ あれは一体?
 花では他に、マンサクが綻び、シュンランの花芽が膨らんでいました。果実では、ウメモドキ、サルトリイバラ、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、ヤマノイモ、ノダケ、オオバジャノヒゲ、イヌツゲ、ヘクソカズラ、オトコヨウゾメ、リョウブ、ネジキ、イボタノキ、ミヤマガマズミ、マムシグサ、ケカマツカ、サラサドウダン、ジャノヒゲ、コゴメウツギ、ウリハダカエデやエンコウカエデ、ハウチワカエデ等のカエデ類翼果、シュンラン、ムヨウラン等が目立っていました。キノコでは、何箇所かにウチワタケやカワラタケ等の他、マメホコリと思われる変形菌も見られました。シダ類では、ホソバトウゲシバ等が見られました。虫では、アカマツの幹にヤニサシガメが越冬し、クモの卵嚢もあり、エゾゼミの空蝉も見られました。動物達の痕跡は、雪が殆ど無い為足跡は見つかりませんでしたが、カモシカの食痕や角擦り痕、リスや野鼠の生活痕、食痕に、クマの爪痕、今年の干支イノシシの生活痕も見られました。野鳥では、混群を作るシジュウカラ、ヒガラ等の他、カワラヒワの小群、ハクセキレイ、スズメ、トビやカラス達等が見られました。 陽気に誘われたのか???、遠くからピョーッと鳴くアオゲラの声も聞かれました。
 きょうは、諸事情で新年会はなく、3月に延期となりましたが、解散後は、改築が終わったばかりの宮城教育大学の一室にて、参加者有志による懇親があり、今後の打ち合わせ等しました。今春からは、会の拠点として活用できればと思います。青葉山は今、様々な大開発工事や突然できた熊防止電気柵等含めて、自然保護や生態系確保にはとても困難な状況が続いていますが、人間だけでなく、ここに暮らす全ての生物達にとって、幸い溢れる年になって欲しいものです・・・ ・・
ヤブコウジ 霜柱の道 穏やかな冬の日差し 西の山々
 来月の2/10は、会としてはお休みですが、記録を主として歩きます。雪のあることを期待したいものです…
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