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三月観(視)察会
2019/03/10(Sun)
  きょうは良く晴れて、暖かく穏やかな会になりました(3.9~17.8℃/東風)。近況報告等の後、今回は何時もとはコースを変えて、竜ノ口の源流を目指して出発です。外にはマンサクが黄色い霞を作り、コブシやアカシデ、トチノキ等の芽が膨らみ、道端にはオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ミチタネツケバナが咲き群れ、シュンランは花芽を大きく伸ばしています。小楢の大木や植栽のアカバナマンサク等を眺め、飛び上がるツグミやカシラダカの群れ、キタテハ等の蝶、ケヤマハンノキの雌雄花等を観ながら大池に向かうと、周囲は異様な柵が張り巡らされています。昨年突如施設された、熊除けだと言う電気柵で、鎖の付いた物々しい開閉門を開けて中に入ると、猪の痕跡が散在し、食べ残した山芋も確認できました。早くも基準点が打たれた広大な放射光施設建設予定地を視察しつつ、カラ類の混群、ヤブツバキ等眺めながら進み、竜ノ口支流万助沢の源流池に辿り着くと、そこは周囲の殺伐とした工事現場に囲まれながら、森閑とした木立の中に池が点在していました。テンの糞等見ていると突然、騒がしい鳴声と羽音の先に、カラスに追われるハイタカの姿が見えました。オオタカが追い払われたこの地にも鷂は健在で、少し安堵しました。林内は、ミズナラやハンノキ等の大木の下に、貴重なトウゴクミツバツツジやホツツジの群れ、林床には早くもセリバオウレンが咲き始め、アズマスゲも黄金の小穂を見せていました。地面にはカモシカやキツネ等の足跡が縦横に走り、タヌキの溜糞もあって、ここが野生の王国だと実感しました。ただ、顔を転じて見上げれば、巨大な学生寮のビル群が林立し、隣接地には放射光施設の大工事も控え、帰路、木々の間に白く輝く船形連峰を眺めつつ下山しましたが、池周辺環境や青葉山の自然の危うさを思い、憂鬱にもなりました…
大学構内のベロニカ園 キタテハ マンサク ここには何が?
 花ではその他、バッケ(蕗の薹)、コハコベ、ツノハシバミ、植栽のサザンカ等咲いていました。果実では、リョウブ、ミヤマガマズミ、ノリウツギ等、虫瘤ではアカシデメクフレフシ、エゴノネコアシ等が見られました。キノコでは、タマキクラゲ、ヒトクチタケ、カワラタケの仲間等、野鳥では他に、モズ、カワラヒワ、メジロ、コゲラ、エナガ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、トビ、スズメ、ハクセキレイ、ガビチョウ、カルガモ、コガモ他、動物では他に、カモシカ角擦痕、土竜塚、ニホンリスの食痕等が見られました。昆虫では、欅に沢山付いていたウスタビガやヤママユガの繭、飛び回るアカタテハ等の蝶、テントウムシ、ゴミムシの仲間等が観察されました。
 一旦解散後は、"たまきさん"にて、1月にできなかった年会を行って青葉山への思い等を語り合い、引き続きの総会では、活動・決算報告や役員改選、今後の予定や抱負等討議した後解散しました。
 きょうは、大震災から8年目の日の前日ともあって、亡き父母兄弟、友人、今尚苦しむ被災者達に思いを寄せ、自然破壊の状況を視察・検証しつつも、多くの新たな出会いがあり、暖冬だったとは言え、春到来の喜びを感じるひと時となったのではないでしょうか?
源流池 ハッケ 船形連峰を望みながら お疲れ様でした
  さて、来月(4/7)は、カタクリ、ショウジョウバカマ、シュンランにイワウチワと、早春の花々が一斉に咲き乱れている事でしょう? お楽しみに・・・
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