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五月観(視)察会
2019/05/12(Sun)
  きょうは快晴の下、気持ちの良い観(視)察会になりました(8.9~16.6℃/南東風)。配布チラシの案内や、きょう観察指導して頂くことになった叶さんの紹介とご挨拶の後、早速出発です。ハクウンボクやヒメコウゾ、ヤマグワ、カキドオシ、オドリコソウ等観察しながら進むと、管理センターへ下りる道の入口辺のヤマザクラやアカシデ等の大木が数多く伐られていて、皆で驚愕すると共に、電線等に枝が掛るからとか、楢類は枯れかかっているからとか、色々理由はあっても、何もここまでしなくともと、怒りが沸きました。気を取り直して、ハウチワカエデやキブシの果実、今が盛りのウワミズザクラやフジの花等観察しつつ森に入ると、新緑や花々のものが混じり合った、えも言われぬ香が漂い、林床を赤く彩るヤマツツジや、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、ミツバウツギ、ニワトコ、マルバアオダモ、トリガタハンショウヅル、ツクバキンモンソウ等の白花が目立ちます。林床にはこれも真白のチゴユリが何処までも広がり、藪刈り前は小区域に三桁もの花々が見られたユウシュンラン(絶滅危惧Ⅱ類)は、僅か一株の確認でした。道行く所、遥か遠来のキビタキやオオルリ、センダイムシクイ等が盛んに囀り、ウグイスやメジロ、シジュウカラ、ガビチョウまでも大きな声で鳴き続けていました。期待したヒトリシズカの大群落はこの数日の高温で、ほぼ花期を終えていましたが、仙台の、青葉山の代表花、ヒメシャガ(準絶滅危惧)があちこちで数多く咲き初め、道々には紫や桃、白のイカリソウが咲き群れ、黄型や薄紅型のツクバネウツギ、紫や白のセンボンヤリが愛らしい姿を見せ、ラショウモンカズラは暗い森に青白い光を放っていました。そして、森蔭ではルリソウ(絶滅危惧Ⅱ類)が、木漏れ日を浴びながら、瑠璃色や桃色に輝いていました・・・
ウワミズザクラ 蘊蓄ある話に聞き入る アミガサタケ ヒメシャガ
 花では他に、マイヅルソウの群落の他、ウメガサソウ、キランソウ、ツリバナ、ニシキギ、ニガイチゴ、シュンラン、ヤマグワ、ウスノキ、ツボスミレ、エゾタンポポ、セイヨウタンポポ、ミツバツチグリ、アオキ、シナノタイゲキ、クヌギ、サルトリイバラ、タチシオデ、オニタビラコ、マムシグサ、ハルジオン、クサノオウ、キュウリグサ、カリン、トチノキ、イヌガラシ、ヤハズエンドウ等が見られました。野鳥では他に、アオゲラ、コゲラ、エナガ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、イワツバメ、トビ等を確認できました。動物では、道端で死んでいたヒミズ、沢で鳴き続けるタゴガエル、道に飛び跳ねたヤマアカガエル、カモシカやテン、ムツササビ、リス等の数多くの痕跡。昆虫では、ベニシジミやルリシジミ、ヒカゲチョウ等の蝶、ビロードツリアブ、クマバチ等の虻や蜂等が飛び、イチモンジカメノコハムシ等もみられました。キノコでは、見事なアミガサタケの他、ヒイロタケ、マツオウジ、ヒトクチタケ等が出ていました。きょうは、叶さんの薬草等の深い知識や笑いも交えた案内のお蔭もあり、爽やかな新緑の森で、数多くの花や生き物達に出会い、喜びの一時となりました。周囲の大開発は勿論、市有林内だけでも、松枯対策や木の大量伐採、藪刈り、ケーブル敷設に伴う破壊等々、心配の種は尽きませんが、今後ともできる限り一木一草、注意深く観察し続けて行きたいものです…
ヤマツツジ 写真もあれば判り易い. ルリソウ 森の輝きの下で
 来月の6/9は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみます。又、必ずや素敵な出会いがあることでしょう・・・ 
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