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十月観(視)察会
2019/10/13(Sun)
  きょうは、台風一過の晴天の下、と言っても風は残り、木々の枝葉等が散乱する中、被災地域へ思いを寄せつつの会となりました(12.9~23.3℃/北風)。まず開催は無理かと思いつつ集合バス停に向かうと、既に会には十分な数の方達がいて、それではと、点検を兼ねて短距離を歩くこととなりました。9-10月はきのこ中心の観察・鑑定会で、S先生の他、今回は初めてきのこ同好会のY先生に案内をお願いしていましたので、紹介やご挨拶の後、早速の出発です。構内は栃葉や実等が散らばるものの、池には赤蜻蛉が飛び交い、野鳥の声も生気に満ちて、命の輝きを感じます。森の入口では、配布資料で紹介のオヤマボクチやヒメジソ等観察、アカスジキンカメムシ幼虫(ワハハ虫?)やエサキモンキツノカメムシ(ハート虫?)等楽しみましたが、目当てのきのこは、コナラの切株にあったカエンタケ(猛毒☠)や苔地に点在するミズハナノゴケ等「固いもの、小さいもの」や、黒くなったナラタケや傘の落ちたナガエノスギタケ等「流れもの」ばかりです。森に入っても、大きなものは見当たらず、コチャダイゴケやハカワラタケ、チチタケ、ドクベニタケ等観察、学びながら進むと、チシオタケの見事な群生に出会い、その美しさと傘からも染み出る葡萄液の様な赤汁に感嘆しました。赤松の処理木等に無数に生えるスギヒラタケには、「天使の翼」とも呼ばれる美しさや香りにわくわくもしましたが、昔は美味しく普通に食べていただけに、毒茸となってしまって残念至極でした。鑑定会では、少ないもののヒロハウスズミチチタケ、ヌメリハツ、ウラベニガサ、フサヒメホウキタケ、オオゴムタケ。イタチナミハタケ、ニガクリタケやチチタケの仲間、ホコリタケの仲間(堅皮)等々の他、Y先生が前以て採集された見事なウラベニホテイシメジを観察しました・・・
オヤマボクチ 台風一過、光の森で 見事なチシオタケ これはこうすると…
 きのこでは他に、オオチャワンタケ、ツガコウヤクタケ、ツノマタタケ、モミジタケ、ヒトクチタケ、カワラタケや変形菌の仲間等の他、解散後はS先生に同山内の見事なツキヨタケ発生地を案内して頂きました。花では他に、ナンブアザミ、ガンクビソウ、イヌタデ、ゲンノショウコ、アキノノゲシ、オヤリハグマ、ツクシハギ、ミヤギノハギ、センボンヤリ、ノコンギク、シメヨメナ他、果実では、ミヤマガマズミやオトコヨウソメ、アオハダ、ウメモドキ、マムシグサ等の赤が目立ち、ナツハゼ等の味を確かめたり、シラキ、クリ、アカシデ、ツクバネ、イヌツゲ、タラノキ、イイギリ、チゴユリ、ウスノキ、リョウブ、ヘクソカズラ、ミズヒキ、コナラ、ミズナラ、マンサク等も見られました。昆虫では、無数に飛ぶアキアカネ等の赤蜻蛉、草叢にいたササキリやコオロギの仲間、萩にいたキタキチョウやルリシジミ?、あちこちにいたクロミスジシロエダシャク、めんこくて希少なヤスマツトビナナフシ、解散時に現れたモンスズメバチ等。動物では、道に跳び出たアカガエルの仲間や、テン、ニホンリス、カモシカ等の痕跡の他、何処でも目立つイノシシの痕跡に、改めて希少植物存続への危機感を募らせましたし、野鳥では、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、カワラヒワ、トビ、メジロ、ハクセキレイ、ハシブトガラス等確認の他、外来のガビチョウがけたたましく鳴いて、生態系の破壊にも滅入りました。
 きょうは、大嵐の後、注意深く、道に落ちる枝葉を除けながらの会とはなりましたが、何よりも無事に開催できて、又、きのこのお二人の先生のお陰で、とても分かり易く学びながら、楽しく観察・歩くことができました。何時になく、新たな出会いや喜びが様々にあった一時だったのではないでしょうか・・・
ヤスマツトビナナフシ きのこ鑑定会 終わりにパチリ 笑いのたうないひと時でした
 来月11/10(日)の会は、美しい紅葉を愛でながら、所々に残る野菊や木の実、野鳥達等を観察しましょう!晩秋のキノコも見られるかも知れません・・・
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