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十二月観(視)察会
2019/12/08(Sun)
  きょうは、冷たい風はあるものの良く晴れて、気持ちの良い観(視)察会となりました(2.4~8.7/北西風)。近況報告やコース、チラシの案内等の後、早速出発です。大学構内のトチノキやケヤキ、カリンやシラカシ、ヒイラギナンテン等を観ながら進むと、道端にヒヨドリジョウゴやヘクソカズラ、サルトリイバラの実が絡まり、山側には雄花を伸ばしたツノハシバミ、谷側にはオオモミジやコハウチワカエデ等の紅葉がまだ残っています。森に入れば、きょうの目当てのヤマモミジが、今尚そこここに黄・紅葉し、足元にも落葉が降り積もっています。薄色ながらニシキギも美しく紅葉し、シャクガの仲間が良く飛び、ヤブランの実やフユノハナワラビの胞子茎も目立ちます。シジュウカラやヒガラ、コゲラ等が痕群を作り、藪からはヒッヒっとルリビタキの声が聞こえてきます。ニワウルシやオニグルミの葉痕を見たり、リョウブやヤマボウシ、クロモジ等の冬芽、コナラやクリ等の虫こぶ、ハルジオン等のロゼットも観察。マンサクやタカノツメの葉の香を楽しんだり、ヤブムラサキやオトコヨウゾメ等の実の味を確かめ、ユズリハの赤い葉柄、一つだけ見つけたウスタビガの緑の繭、薫り高く、無数に落ちていたカラスザンショウの実は見事で、最後に見たアサダの木肌や嘉穂、雄花も印象的でした・・・
オオモミジ 小春か小秋か小冬か? 泉ヶ岳 ヒノキの林で遊ぶ
 花では他に、植栽のサザンカ、ヒイラギナンテン、ツワブキ、不時開花のヤマツツジ、ケヤマハンノキの雄花、ヒメジョオン、アキノノゲシ、キクイモ、ヤツデ、ブタナ等が見られ、羊歯ではリョウメンシダ、シシガシラ、オクマワラビ、ホソバトウゲシバ等、果実ではミヤマガマズミ、ツルシキミ、オモト、コブシ、ヤブコウジ、キヅタ、タツナミソウ、トリガタハンショウヅル。ツチアケビ、リョウブ、オヤマボクチ、タニウツギ、センボンヤリ、キッコウハグマ、サンショウ、カラマツ、カキ、タラノキ、キリ、ツクバネ、アオキ、ヒノキ、ミヤマカマズミ、オオバジャノヒゲ、ヤブコウジ、ツルリンドウ、ムラサキシキブ、イイギリ等が見られました。今尚、ハウチワカエデやエンコウカエデ、バイカツツジ、ウリハダカエデ等の紅葉が見られ、イヌブナやブナ、コナラ、ミズナラ等の葉も多く枝に残っていました。虫瘤は他に、マンサク、イヌツゲのもの等、キノコでは、キヒラタケ、ウチワタケ、ヒトクチタケ、カワラタケ、サルノコシカケの仲間等が見られました。動物では、リスの食痕、カモシカ食痕、角擦痕、テンの糞、イノシシの痕跡等、野鳥では、藪から聞こえるウグイスやミソサザイの声、トビ、ノスリ、ヤマガラ、エナガ、ヒヨドリ、ハシブトガラス等を確認し、鷹類に襲われたのか、キジバトの雨覆と思われる散乱羽根が落ちていました。昆虫では、ヤママユの繭。クモの卵嚢もありました。今回は、12月としては珍しく紅葉も残り、晩秋の例会の様な趣でしたが、南側の工事進行に胸痛めながらも、穏やかに歩き観て、新たな出会いもあったことと思います。さて、皆さんは如何だったでしょうか?
ニワウルシの葉痕 カラスザンショウ 展望台で ヤマモミジ
  次回(2020/1/12)は、新年の初歩きです。きりりとした寒気と新雪の心改まる「会」を期待しましょう・・・
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