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スジクワガタ(筋鍬形) ♂とムネアカオオアリ(胸赤大蟻)
2020/06/22(Mon)
  きょうは、一日曇って、一時小雨が降りました(18.2~22.3℃/北風)。
  樹液の出る小楢に、スジクワガタ(クワガタムシ科)♂がいました。と言っても、初めは顎が赤い新種かと思いましたが^^、それは二匹のムネアカオオアリ(アリ科ヤマアリ亜科)なのでした。樹液から頭を離すと、内歯が四つ見えました。朝鮮、中国等に分布し、日本では北海道〜九州の山地〜平地の様々な林内に生息する体長♂18-30mm、♀14-20mmの小型のクワガタムシです。成虫は5-9月に出現し、名の通り、小型の雄と雌の上翅には明瞭な縦筋がありますが、大型の雄にはありません。又、大型雄は、大顎の中央部より前方に内歯を幾つか持つのも特徴です(コクワガタは一つ)。雑木林の樹液に集まりますが、地上や側溝等でも見つかり、灯火にもやって来ます。幼虫はクヌギ、コナラ等の朽木中で育ちます。成虫で越冬。青葉山では、樹液の木等に普通に見られます。胸赤大蟻は北海道〜九州の山地〜平地の主に林内に生息する、体長7-12mm(働きアリ/女王アリは2cm弱)の大型蟻で、クロオオアリと共に日本最大。成虫は5-10月に出現し黒く、胸部と腹部上部が赤褐色。朽木内部や木の根元等に巣を作る。青葉山では道端等で普通に見られます・・・
スジクワガタ♂とムネアカオオアリ 坂から
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