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七月観(視)察会
2020/07/12(Sun)
  きょうは予報に反し、朝から雨が間断なく降る、梅雨に相応しい観察会になりました(18.7~20.7℃/南東風)。この悪?天候にも関わらず、参加者は20人近く!、チラシやコースの説明や、近くに沢山生えているヒメカタショウロの紹介等があった後、コースや時間短縮も考慮しつつの出発です。草地に広がるネジバナやあちこちに絡まるノウゼンカズラ、池の水蓮や蛙等眺め。ガクアジサイとエゾアジサイ、ヒルガオとコヒルガオの違い等観ながら進むと、道沿いに無数に、真白いギンリョウソウが群れ、その妖しい輝きに見惚れました。森の入口には黄色いキツネノボタンやオトギリソウが群れ、配布チラシで紹介のオカトラノオ、苔に点々と生えていたミズゴケノハナ等を観察しつつ森に入ると、薄暗い道々には大小無数のキノコ達(同定が難しいものが多かったのですが、真赤なドクベニタケやシロハツ等ベニタケの仲間、ヌメリイグチやニガイグチ等イグチの仲間、オチバタケの仲間、赤松倒木から無数に出ていたヒメカバイロタケ等々)が顔を出していました。あちこちにバイカツツジが咲き残り、オオバジャノヒゲが今が盛りと咲き群れ、ハエドクソウがひっそりと揺れていましたが、オカトラノオの小原から上を見上げると、良く似たリョウブの白花が雨にきらきら光っていました。紅のコウスノキ、赤みを帯び始めたナツハゼや、ツクバネ、マムシグサも実となっていて、赤熟したニガイチゴを少し味わったり、シラキは雄花と果実を一緒に見ることができました。雨にも拘らず樹液の木には、小さな虫が沢山いましたが、クワガタもいて(コクワガタ♀としてしまいましたが写真で見るとスジクワガタでした<(_ _)>)、森の道はあちこちで池を作りぬかるみ、坂は滑りやすく歩き辛かったのですが、霧が立ち込め幻想的で、とても不思議な感覚になりました。東屋で休憩し、その先進むか否が迷いましたが、雨止まず、坂が沢となっていることも予想され、残念ながら断念しました。森閑とした森には、雨音の他、ウグイスとホトトギスの声が良く響いていました…
ネジバナ ギンリョウソウ ドクベニタケ 樹液の木にいたスジクワガタ♀
  花では他に、オオハンゴンソウ、オニタビラコ、ウマノミツバ、クマノミズキ、ヒメジョオン、ヒヨドリバナ、ハキダメギク、アカネ、シロツメクサ、ツユクサ、ムラサキツユクサ、ドクダミ、ネズミモチ、ブタナ、オニドコロ、(車道沿いにはヤマユリやノリウツギ)等が見られました。果実では他に、ヒメコウゾ、サルトリイバラ、マイヅルソウ、チゴユリ、ミヤマガマズミ等が生っていました。キノコでは、流れ掛ったウスヒラタケ。切株にあったフサヒメホウキタケ、フサタケ、ヒトクチタケ、スギヒラタケ、枯枝に付いていたヒメムキタケ。若いテングタケ、ホコリタケ、マツオウジ、オオホウライタケ、カワラタケの仲間、粘菌の仲間等が見られました。野鳥では、遠くからキビタキの囀りが聞かれ、他にカワラヒワ、メジロ、スズメ、ヒヨドリ等が確認され、帰りがけに電線で囀り続けたウグイスにはとても感激しました。動物では、池にいたツチガエル、道に跳ねる蛙の子供、這うナメクジ、テンの糞、昆虫では、樹液にいたヨツボシオオキスイ、ハエの仲間、エノキの葉にいたゴマダラチョウの幼虫(現場ではオオムラサキとの比較が間に合いませんでした<(_ _)>)等に出会いました。きょうは生憎の雨で、予定したコースも時間も短縮になりましたが、雨中ならではの新鮮な一時となったのではないでしょうか・・・
幻想的な檜林 雨中、お疲れさんでした^^ ゴマダラチョウ幼虫(4齢?). ウグイス
  来月(8/9)は会としてはお休みですが、主に調査・確認(水生他)をする予定です。放射光施設の建設も本格化し、希少種自生地の藪刈り等も多く、生態系の分断も一層進んでいますが、自然環境の小さな変化も見逃さず、観(視)察を続けて行きたいものです・・・

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