ミヤマクワガタ(深山鍬形)
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2020/09/14(Mon)
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きょうは、曇り後晴れました(17.7~22.9℃/北風)。
樹液の出ているコナラの木に、ミヤマクワガタ(クワガタムシ科)がいました。昨日の観察会でも出会いましたが、立派な顎の大鍬が、軟かな樹面を耕しているかの様でした。北海道~九州の山林に分布し、名前の通り標高の高い山間部に良く見られますが、低山地~平地にも生息する、体長♂43-72mm、♀32-39mmの大型甲虫です。成虫は6-9月に出現し、雄では体表には細毛が生えて金~褐色に見え、頭部の両側が張り出しているのが特徴で(耳状突起)、大顎を閉じる筋肉の付着面を限られた範囲で広げるのに役立っています。雌は艶のある黒色ですが、腹側には雄と同様微毛を備えます。コナラ、クヌギ等の樹液を吸い、夜間、時や所によっては昼間にも活動します。酷暑と乾燥に弱い為、激減、又は絶滅する可能性が相対的に高いと言われています。青葉山では主に夜間、樹液の木で見られます・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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