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クロホオズキ (黒鬼灯) 
2020/11/21(Sat)
  きょうは、晴れ時々曇りました(8.5〜15.5℃/西北西風)。
  川岸に、クロホオズキ(ナス科オオセンナリ属)が咲いていました。大きく青くて、初め朝顔かと思いましたが、近寄れば葉や茎はごつくて、黒い棘や鬼灯状果実もあって、当種と分り、こんな所にまで進出かと、心配にもなりました。オオセンナリ(原産地は南米ペルーで世界に広く帰化し、日本には江戸期に渡来したとされ、観賞用に栽培されたものが逸出、野生化)の園芸種で、こちらも野生化。高さ30〜100cmの一年草で、茎は直立して稜があリ、葉は5〜10cmの長楕円〜卵形で、葉先は尖って荒い鋸歯があり、互生。7〜10月頃、葉腋からの青紫色鐘形の花(径30〜50mm)を咲かせ、花冠は浅く5裂。萼は大きく筒状で、稜が目立ちます。果実は乾いた液果で、黒紫色の萼が発達して袋状になって果実を包みます。種子は扁平な円盤形。オオセンナリとは、葉に黒い点状突起があり、 茎や葉、苞に黒紫色の斑紋があり、 花が濃紫色を帯びる点等が異なります。有毒。母種同様、蠅が忌避する匂いを出すので、厠や塵捨場側等に植えられます。名は、実が黒く、形かホオズキに似る事によります・・・ 
オオセンナリ 紅葉崖
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