ウスタビガ(薄足袋蛾・薄手火蛾)の繭
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2020/12/26(Sat)
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きょうは、朝までに雪が1cm程積り、後大体晴れました(-1.1~5.4℃/西北西風)。
道沿いの木に、ウスタビガ(ヤママユガ科)の繭が下がっていました。本当に久し振りに、この美しい翠玉に出会えましたが、良く見ると、三本の太い脈が緑の血管の様に見えました。朝鮮、シベリア東部等に分布し、日本では北海道~九州の山野に生息する、開張90-110mmの大型の蛾です。成虫は10-11月頃に出現し、翅に一つずつ目玉状の半透明斑紋があるのが特徴です。雄の体色は暗褐~黄褐色で、雌は黄色、卵で越冬し、4月頃に孵化して成長し、6月頃に繭を作って蛹化します。幼虫の食草は、コナラ、ケヤキ桜類、楓類他。繭は薄黄緑色の下が膨らんだ逆三角形状で、自らの糸で作った柄を繭の上部に繋いでぶら下がります。青葉山では、繭や成虫、幼虫も極普通に見られていましたが、近年激減しています・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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