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ヤツデ(八手)の果実
2020/12/27(Sun)
   きょうは、曇り後晴れました(-1.6~6.8℃/南西風)。
   車道沿いのヤツデ(ウコギ科)に、果実が生りかけていました。緑の樟玉を良く見ると、未だあちこちに花柱が伸びていて、霜の如くきらきら光っていました。本州(東北南部)~沖縄の主に太平洋側海岸近くの森周辺や林内に生育する、高さ2-4mの常緑低木です。枝分かれは少なく、葉は互生して茎先に集中し、葉身は掌状円形で7-9裂し、15-45cmの葉柄を持ちます。裂片には鋸歯があり、鋭尖頭で質厚く光沢があります。10-11月、茎頂に花序を出し、球形の散形花序を円錐状に多数付けます。花には、雄性期と雌性期があり、初めは花弁と雄蘂がありますが、それが落ちると、5本の柱頭が伸びて雌性期になります。翌年の4-5月に、球形の果実を黒く熟します。青葉山では、年々林内外に増加していて(カモシカによる食痕も多い)、これは野鳥による播種や温暖化等の影響と思われます・・・
ヤツデ 残った雪に狸の足跡

★ 「杜の都 青葉山は今!」展示会…12/15(火)〜12/28(月) 青葉通地下道ギャラリーにて開催中! 自由通路ですので、24時間いつでも自由に見られます。 ぜひ、お立ち寄りください! (最終日の28日(月)は午後4時頃迄です)
        展示会 展示会1
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