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イヌブナ(犬椈、犬山毛欅、犬橅)の葉
2021/01/19(Tue)
  きょうは、朝までに雪が数cm積り、後晴れましたが、時折強い風雪となりました(-2.4~2.7℃/北西風)。
  道沿いのイヌブナ(ブナ科)に、未だ葉が付いていました。白い雪を被って、茶色かった葉が、赤味を増した様に見えました。冬も葉が残るのは、所謂「枯凋性」と言われるもので、その目的は、1..冬の寒さから冬芽を守る。2..動物に冬芽を食べられない様にする。3,冬に保持して春に落葉させると葉の分解効率が高まり、栄養や塩分吸収に有利に作用する。等と言われていますが、良くは分りません。本州岩手以南~九州熊本以北の山地に生育する、高さ25m程になる落葉高木です。日本海側に少なく太平洋側に多く、主にブナより低山に分布します。樹皮は暗灰褐色で、疣状の皮目が多く、葉は互生し、卵状楕円~長楕円形で、質はやや薄く、裏面には白く長い絹毛があり、波状鋸歯があります。側脈は10-14対でブナ(7~11対)より多。雌雄同株。4-5月に、雄花は新枝の下部に頭状花序を垂れ下げ、雌花は新枝の上部に付きのす。 堅果は3陵ある円錐形で、1つの実に2個ずつ付きます。青葉山では、ブナやミズナラ、モミ等と共に極相林を形成しています・・・
イヌブナ 藪氷
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