ヤニサシガメ(脂刺椿象・脂刺亀虫)の幼虫
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2021/02/08(Mon)
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きょうは、曇り時々晴れて一日雪が舞い、晩方に本降りになって少し積もりました(-2.7~2.0℃/西風)。
赤松に、ヤニサシガメ(サシガメ科)の幼虫がいました。何時もの幹の覆いを取ると、何時もの様に、鉄のルレットにも似た沢山の虫が、互いの脂でくっ付き合っていました。本州~九州の他、朝鮮、中国等の山地~平地の赤松等の樹上に生息するカメムシの仲間です。成虫は5-7月に出現し、体長12-15mmで、黒くてやや光沢があり、触角と脚に黄白色紋があります。頭部は長く、腹部の側縁は大きく張り出し、波状を呈します。成・幼虫共に、体表面は松脂状の粘着物質で覆われ、それが名の由来になっています。樹上で他の小昆虫を捕食します。幼虫は松や杉の幹の窪みや樹皮下で小集団を形成して越冬します。体に脂を付ける訳は、冬季の体温低下を抑える為、餌となる昆虫を脂で付着させて捕食する為・・・等と言われていますが、良くは分からない様です。青葉山では、特に冬季に集団越冬する幼虫が良く見られます・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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