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ハイゴケ(這い苔)の蒴
2021/02/09(Tue)
   きょうは、今朝までに雪が数㎝積り、後晴れたり曇ったりで、時々雪が舞いました(-3.6~3.3℃/西北西風)。
  道端の倒木に、ハイゴケ(ハイゴケ科)が生えていました。緑のモスリンが幹全体をびっしりと覆い、良く見れば、無数の蒴、殊に蒴柄が赤く美しく染まっていました。シベリア、東〜東南アジア、ハワイなど幅広く分布し、日本では北海道~沖縄の日当たりの良い道端や岩上、土手、山地、樹幹の下部等に黄緑色の平らな群落を形成する、比較的身近に見られる大型の蘚類です。長さは10㎝程になり、大体規則的に羽状に枝を伸ばし、茎葉上部は鎌形で、基部は心臓形。蒴は3-5㎝で湾曲し、水平に付き、葉の基部に翼細胞が発達する等の特徴があります。雌雄異株。名は、匍匐する性質に由来。園芸用に広く流通し、苔庭、苔盆栽、苔玉、テラリウム等に使用され、「山苔」の商品名で乾燥させ着色したものも装飾用途で流通しています。青葉山では、あちこち普通に見られます…
ハイゴケ. 森の開口部
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