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キハダ(黄檗、黄膚、黄肌、黄柏) の花
2021/05/26(Wed)
  きょうは、晴れたり曇ったりでした(13.6~22.0℃/西風)。
  道沿いのキハダ(ミカン科)の木に、花が咲いていました。と言っても、雄株の高木の上に細かな粒々が見えるだけでしたが、良く見れば綻び始めた黄色い雄蕊に吸い付く様に、花蜂達が停空飛翔しているのでした。日本全土の他、アジア東北部の山地の渓流沿い等の水湿の良い所に生育する、樹高10m-15m程(稀に25m以上のものも)の落葉高木です。葉は、奇数羽状複葉(3-5対の対生)で、長さ20-40㎝程になります。雌雄異種で、6-7月に、円錐花序の黄色い小花を多数付けます。9-10月に、黒くて苦い球果が熟します。樹皮はコルク質で、外樹皮は淡黄灰色で縦に浅く広く裂け、内樹皮は鮮黄色です。内皮を乾燥させたものは生薬のオウバク(黄檗・黄柏)として主に健胃整腸剤として用いられ(陀羅尼助、百草等に配合)、鮮黄色の染料としても利用されます(紅花染め等の下染めにも使用)。カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハの幼虫の食草でもあります。青葉山では、沢沿い等に点生しています・・・
キハダの花 きらきらの川
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