コマルハナバチ(小丸花蜂)とミヤマタムラソウ(深山田村草)
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2021/06/23(Wed)
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きょうは、曇り時々小雨が降り、夜に雨になりました(17.4~21.3℃/南東風)。
草原のミヤマタムラソウ(シソ科)に、コマルハナバチ(ミツバチ科マルハナバチ亜科)がいました。黒くてお尻の朱い雌(働蜂)もいましたが、黄色い毛玉の様な雄が次々に飛んで来ては、薄紫の背高花穂を揺らしていました。北海道〜九州の山野に生息する多毛で丸こい花蜂。成虫は3-8月に出現し、体長は働き蜂が10-14㎜、雄16mm程、雌16-21㎜で、雄は淡黄褐色の毛で覆われ、腹端にオレンジ色の毛があり、雌は黒く腹端がオレンジ色。雌は春から活動し、巣は梅雨前に解散。雄は、梅雨頃に見られる。各種の花蜜を吸い、幼虫は親から与えられた花粉団子を食べて成長。青葉山でも普通に見られます。ミヤマタムラソウは、本州の中部以北の主に深山に生育する、高さ25-50㎝の多年草。全体に軟毛が目立ち、葉は3出葉又は1-2回羽状複葉で、裂片はやや丸みを帯びる。6-8月、茎先に長さ1㎝程で薄紫の唇形花を穂状に付け、2本の雄蕊が長く突き出るのが特徴。ケナツノタムラソウ。青葉山では極々普通に見られますが、各地で減少、山形、秋田、岩手、福島ではレッドリスト記載の希少種です・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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