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七月観(視)察会
2021/07/11(Sun)
  きょうは曇りの予報でしたが、霧雨が降ったり止んだりの、如何にも梅雨時の観察会になりました(19.9~24.5℃/南南東風)。この天候にも関わらず、宮教大の学生さん達を初め大勢の参加者で、先ずは「ナラ枯れ」についての要望書への市の回答についてや、チラシやコースの説明、道に転がっていたキノコの紹介等があった後、早速出発です。草地に広がるネジバナや、池を飛ぶトンボ達、蝶庭の様子等観ながら進むと、道沿いに白いギンリョウソウが無数に群れ、その周りにはベニタケ科の茸も生えていて、その関係等も考えました。キツネノボタンやバイカツツジ、果実となったウメガサソウやイチヤクソウ等観察しつつ森に入ると、薄暗い道々には大小のキノコが散在し、ニイニイゼミが鳴き、藪のウグイスも煩い位に囀っています。見上げれば、今日のチラシで紹介のリョウブが爽やかに群れ咲き、オオミズアオの青白い翅が落ちていたり、ヒメコウゾやナツハゼ、シラキ等の実を観たりしましたが、何と言っても樹液の木には、オオスズメバチがぶんぶん言いながらカナブンや蝶達を蹴散らして近寄れませんでしたが、その近くにはスジクワガタや立派なミヤマクワガタ♂♀もいて、ついつい歓声を上げてしまいました。観察もそこそこに立ち去りましたが、子供の頃の感激が蘇りました。オカトラノオやオオバジャノヒゲ、ヒヨドリバナ、ノリウツギ等の白い花、昔は不老長寿の茸とされたシロキクラゲ、見事で不思議なアメリカウラベニイロガワリ、コウスノキやニガイチゴ等の赤い実もアクセントの様に目立っていました。残念ながらトウホクサンショウウオは見られませんでしたが、山道の標識上で休んでいたカジカガエルには、何故こんな所に?!と驚かされました。そして、背丈程もあり奇妙ながらも美しい蘭、オニノヤガラが案外にあちこちに咲いていて、これも驚かされました。森は森閑としつつも道行く所、ホトトギスやキビタキも良く鳴いていました… 
リョウブ 成程、あの花がこうなったの シロキクラケ オニノヤガラ
  花では他に、チダケサシ、シラヤマギク、アオヤギソウ、ヒメキンミズヒキ、キンミズヒキ、ノウゼンカズラ、ネムノキ、ヒルガオ、クサノオウ、ムラサキシキブ、オオハンゴンソウ、オニタビラコ、ウマノミツバ、ヒメジョオン、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、ツユクサ、ドクダミ、ネズミモチ、ハエドクソウ、ブタナ、オニドコロ、(解散後にはキキョウやギボウシ、ヤブカンゾウ、コマツナギ、アカメガシワ、ヒメヤブラン、ヤマユリ)等が見られました。果実では他に、サルトリイバラ、ミヤマガマズミ、イボタノキ、マムシグサ、ツクバネ等が生っていました。キノコでは、ヒメカタショウロ、チシオタケ、ベニヒガサ、ドクベニタケ、シロイボカサタケ、フサヒメホウキタケ、ヒトクチタケ、マツオウジ、カワラタケの仲間、粘菌の仲間等が見られました。野鳥では、他にアオゲラ、カワラヒワ、メジロ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ガビチョウ等が確認され、動物では、葉の上にいた蝸牛・ニッポンマイマイ、角擦り等カモシカの痕跡、ヒメグルミ等リスの痕跡、イノシシ痕、道に道に跳ねる蛙の子供、這うナメクジ、木苺の種だらけのテンの糞、昆虫では、池にいたシオカラトンボ、コシアキトンボ、クロイトトンボ、樹液にいたヨツボシオオキスイ、ハエの仲間他、鳴きながら飛んだエゾゼミ、様々な花にいたコマルハナバチ等、アワブキにいたスミナガシの幼虫等に出会いました。きょうは霧雨もありましたが、梅雨時ならではの様々な出会いや驚きがあり、緑滴る森中は遠来の夏鳥達が高らかに囀って、恰も自然の楽土を想わせてくれましたし、コロナ禍下の皆さんにとっても、心癒される新鮮な一時となったのではないでしょうか・・・?
アメリカウラベニイロガワリ 山上のカジカガエル ミヤマクワガタ♂♀ 色んな出会いがありました
  来月(8/9)は会としてはお休みですが、主に調査・確認(水生他)をする予定です。諸工事等によるどによる自然破壊や生態系の分断も一層進んでいますが、自然環境の小さな変化も見逃さず、観(視)察を続けて行きたいものです・・・
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