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八月観(視)察会
2021/08/08(Sun)
  きょうは第2日曜の観(視)察会。と言っても、8月は「会」としてはお休みで、又元々は水生生物調査を予定していましたが、台風が接近し天候悪化が予想され、今回も有志で普通に歩きました(雨時々曇って、後晴れ間もありました/24.7~28.5℃/東風)。小雨の下、蝉時雨の中を出発です。睡蓮の池では、ショウジョウトンボやシオカラトンボが止まっていました。蝶庭にはボタンクツサギやヒルガオ等が目立ち、ヘクソカズラにはトラマルハナバチ、ミヤギノハギにはキタキチョウが飛び回っていました。土手にはクサハツやニガイグチの仲間等大きな茸が生え、森に入ると、ハナホウキタケやトキイロラッパタケ、ヒナアンズタケ等色鮮やかなものが多く見られました。花は少なめなものの、クサギやクズの花が香り、ヒヨドリバナ、ダイコンソウ、ダキバヒメアザミ、カノツメソウ、ツルリンドウ、コバギボウシ、ヒメキンミズヒキ、キンミズヒキ、ヤブハギ等が咲いていました。只、この時季の代表花のクルマユリは、既に散ってしまっているものしかありませんでした。実ではオオバクロモジやナツハゼ、ツクバネ等が目立ち、風の所為か、クリの青い実が沢山落ちていました。雨の中、小枝にじっと止まるミルンヤンマ、樹液の木にいたミヤマクワガタの♂♀、カナブン、オオスズメバチ、クロツヤミンミンゼミクシコメツキ?、ヨツボシオオキスイ等、道を横切るアオオサムシ、ニホンアカガエル、笹葉にいたニッポンマイマイ、そして蝉時雨(アブラゼミ、ミンミンゼミ・・・)と共に、行く道々足下から飛び上がる蝉の数々(ヒグラシ、ツクツクホウシ・・・)に、今日一番会いたかったエゾゼミにも間近で出逢うことができました・・・
ヘクソカズラとトラマルハナバチ ハナホウキタケ 放山方面. ミルンヤンマ
 花では他に、ナガバノコウヤボウキ、ハエドクソウ、オオハンゴンソウ、キツネノボタン、ガンクビソウ、ツユクサ、シラヤマギク、ヤブラン、ナンブアザミ、オニドコロ、ノウゼンカズラ、ヒメジョオン、ゲンノショウコ等が咲いていました。果実では他にシラキ、コウスノキ、トチノキ、ヤマウルシ等が見られました。昆虫では他に、キマワリ、サトキマダラヒカゲ、クロアゲハ、ヒカゲチョウ、オオルリボシヤンマ、スジグロシロチョウ、ニイニイゼミ、ムネアカオオアリ、アシグロツユムシやチャドクガの幼虫等、キノコでは他にアカイボカサタケ、シロテングタケ、チャウロコタケ、ワサビカレバタケ、ドクベニタケ、ブドウニガイグチ、モミジタケ等、動物では、道に飛び出すニホンカナヘビの子供、ヤマアカガエル、タゴガエル等に出会いました。野鳥では、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、トビ、ハシボソガラス等が確認されました。きょうは雨の中ではありましたが、思わずも短時間に、様々な生き物達との出会いがありました・・・
ニッポンマイマイ エゾゼミ ニホンカナヘビ コバギボウシ
  来月(9/12)は、キノコ中心の観察会になりますが、勿論、自然全般を観察しましょう!では又、よろしく・・・
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