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セミノハリセンボン(蝉針千本)
2021/09/11(Sat)
  きょうは、晴れ時々曇りました(18.9~27.6℃/南南東風)。
  森の小道に、不思議な蝉が落ちていました。全身が白い醭か菌糸の様なもので覆われていて、近付いて良く見ると、それは無数の胞子で、調べると、セミノハリセンボン(ムシタケ科イサリア属)と分かりました。蝉はヒグラシでしたが、広義の冬虫夏草の仲間で、夏~秋、全国の各種蝉の、地上に落ちたり止まっている成虫の、全身から多数発生します。名の通り、待針状で、先端は白~淡灰、淡紫色の粉を吹き、この粉は分生子と呼ばれる無性胞子で、無性生殖を行います。食毒不明ですが、もしかすると薬効があるかもしれません。やや埋もれた状態等にすると、より希少なスズキセミタケが発生する場合がある様です・・・
セミノハリセンボン 車道から
  明日(9/12)は、定例の観(視)察会↓。お天気は心配ですが、キノコが中心の観察会となります。専門家のお話を聞きながら、自然全般の観察もしましょう! 又色んな出会いがあるといいですね・・・
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