イカリモンガ(碇紋蛾)とダキバヒメアザミ(抱葉姫薊)
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2021/09/13(Mon)
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きょうは、ほぼ晴れました(17.2~27.2℃/南風)。
道沿いのダキバヒメアザミ(キク科)に、イカリモンガ(イカリモンガ科)が止まっていました。美味しそうに花蜜を吸っていましたが、翅の模様も眼の様で、余計夢中に見えました。北海道~九州の他、中国、朝鮮、シベリア等の山地~平地の森林内に生息する、開張35㎜程の蛾の仲間。成虫は3-7月に出現、渓流沿いの薄暗い環境等で良く見られ、茶色でやや角張った形の翅を持ち、前翅には朱色の紋がある。昼間活動し、翅を畳んで止まり、花蜜を吸い、触角も細く、と「蝶」の仲間の特徴をしっかり備えているが、元々蛾と蝶の境界線は曖昧で、当種が何故蝶ではないのかは不明。年二回発生し、夏に羽化したものは、落葉や朽木の中で越冬。食草はイノデ類(シダ)。青葉山では夏以降に発生し、成虫はそのまま落葉下や朽木中で越冬、春に再び活動し始める。抱葉姫薊は、主に東北の山野に生育する高さ1.5-2mの多年草。茎に毛は無く粉白色で、時に紫色を帯び、葉は鋸歯〜羽状に中裂し、基部が茎を抱くのが特徴で、名の由来。7-9月、枝先に紫色の頭花を上向きに単生。花冠先端は5裂し、不規則に折り重なり毛毬状の花塊を形成、中から合着した5つの雄蘂に包まれた雌蘂が突き出る。総苞は粘らず、総苞外・中片は長く伸びて反り返る。ナンブアザミの変種とも言われます。青葉山では、両種共に普通に見られます・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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