きょうは、曇って一時小雨が降りました(16.2~22.4℃/南風)。
朝刊に「蜻蛉大発生」の記事があったので広瀬川に向かうと、牛越橋の袂に大量の蜻蛉が溜っていました。何万匹なのか?!吹き溜まりには15cm程も積もり、人は勿論車も避けながら走っていて、餌にしようと多くの雀蜂も集まっています。調べると、オオシロカゲロウ(シロイロカゲロウ科)の様でしたが、もう生きているものは見られず、この物凄い光景に暫し立ち竦みました。本州〜九州の低山〜平地の渓流や河川中~下流域等に生息する、体長15㎜程 尾長35㎜程、翅長約20㎜の白く大型の蜻蛉の仲間です。成虫は8〜9月(年1化、初秋の1~数週間)に出現し、尾は♂で2、♀3。♂成虫は半透明の翅に白色の翅脈を持ち、腹部背板の模様は明瞭。単為生殖を行う種として知られ、ほぼ雌で占められた 個体群も存在します。卵のまま越冬し約半年を休眠卵で過ごします。幼虫は体長20㎜、突出した大きな顎と腹部にふさふさした鰓を持ち、砂泥中に棲んで水面で羽化します。成虫は何も食べず寿命は2時間以下で、灯りに集まり、時に死骸が雪の様に降り積もり、車がスリップする程大発生します。青葉山周辺の広瀬川でも、規模は違いますが毎年の様に大発生します…
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