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ネナシカズラ(根無葛)の果実
2021/10/07(Thu)
   きょうは、大体曇りました(13.9~21.3℃/南風)。
  道沿いの草に絡まるネナシカズラ(ヒルガオ科)に、実が生っていました。ついこの間まで蝋細工の様な真白い花が咲いていましたが、何時の間にか、丸くめんこい実と成って、きょうはおっぱいの様に見えました。日本全国の日当たりの良い山野に生育する1年生寄生植物です。蔓は針金状で黄~紫褐色を帯び、葉は長さ2mm以下の鱗片状。名は、文字通り「根の無い葛(=蔓草)」の意で、発芽して暫くは普通の蔓植物として伸びて行きますが、宿主となる植物を探し当てると、寄生根を出して栄養分を吸収し始め、根は枯れて無くなってしまいます。その後は不可思議な、根も葉も無い完全寄生植物として花を付け実を結びます。花は8-10月、短い花序を出して白い小花を多数付け、花冠は長さ4㎜程で、5裂、雄蕊5は花冠より短く、花柱1は長さ約1.5㎜で柱頭は2裂します。蒴果は径4㎜程の卵形で横に裂けます。青葉山では、道沿いの草叢等に見られます…
ネナシカズラ 未だ緑の道
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