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 リュウノウギク(竜脳菊)とキタテハ(黄立翅)
2021/11/23(Tue)
 きょうは、晴れ後曇って、一時小雨が降りました(7.4~13.8℃/西風)。
 林縁の民家跡に、リュウノウギク(竜脳菊)と思われるが咲いていました。日溜まりの一叢の花には、何匹か花虻が飛び回っていましたが、キタテハ(タテハチョウ科)が舞い下りると、身を回しながら、独占的に美味しそうに吸蜜していました。北海道西部~種子島に生息する、翅長2.5-3cmの中型蝶。成虫は早春~晩秋に2-5回発生し、花や樹液等に集まる。翅の縁には大小の突起があり、先が尖り、表は前後共黄色くて、褐色の縁取りと黒斑があり、後表翅の黒斑中に水色の小点がある。翅裏は前後共赤褐色で、枯葉等の保護色になる。後翅の裏には、シータテハ等に似たC字型の模様がある。成虫で越冬。幼虫はカナムグラを食草とし、葉を糸で綴じ合わせて巣を作る。竜脳菊は、福島以南の山地や岩場に自生する草丈30 - 50cmの多年草。10月~11月の、秋遅くに茎先に径2.5 - 5cmの白い舌状花を単独〜2 - 3個付ける。名は、茎葉の香が竜脳樹から採る香料「竜脳」に似る事に由来します。宮城県は北限にあたり、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています・・・
キタテハとリュウノウギク 高山は雪らしい
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