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アカスジキンカメムシ(赤条金椿象・赤条金亀虫)の幼虫
2021/12/01(Wed)
  きょうは、晴れたり曇ったりで、小雨も降りました(5.5~15.8℃/南南東風)。
   道沿いの朽ちた切株に、アカスジキンカメムシ(キンカメムシ科)の終齢幼虫がいました。黒地に白い顔模様は、誰かがワハハムシと言ったように、笑っても見えましたが、蛙にも猫にも見えて、こっちも笑ってしまいます。本州~九州や台湾、中国本土等の山地~平地の森林に生息する、体長17-20mmのカメムシです。成虫は6-8月に出現し、緑色の体色に赤い帯模様が美しく、良く草上や木の幹に止まっています。幼虫は金属光沢の黒っぽい銅色で、真白な模様があり、5齢幼虫で落葉下や樹皮下で越冬し、翌春に羽化します。成虫・幼虫共にフジ、キブシ、ミズキ、コブシ、ヤシャブシ、ハンノキ、カラスザンショウ、ミズキ等の広葉樹の葉や果実の汁を吸い、繁殖に際してはスギやヒノキの種子を利用します。青葉山では比較的普通に見られますが、暖地性種で、県のレッドリストでは要注目種に指定されています・・・
わははむし 見えない滝
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