fc2ブログ
>
ヤマカシュウ(山何首烏)の果実
2021/12/10(Fri)
  きょうは、晴れ後曇りました(4.4~10.2℃/北西風)。
  道沿いのヤマカシュウ(ユリ科)に、実が生っていました。早くも皆萎びていて、一つ齧ると、干葡萄の様に甘い果汁の中から、赤い種子が現れました。本州~九州の山地の林縁等に生育する落葉蔓性木本です。茎には真直ぐで細い刺が多く、葉柄の翼状部から続く稜があり、枝は良く分枝します。葉は互生し卵形で先は鋭く尖り基部は心形で5脈が目立ち、葉柄は長さ7-20㎜で托葉の変化した巻き髭があります。5-6月、葉腋から長柄のある散形花序を出して緑色の花を付けます。雌雄異株で、雄花、雌花共に花被片はやや反り返り平開し、花冠は長さ約5㎜で花被片は6個。10月頃、球形の漿果を黒熟し、種子は紅色。名は、山に生える何首烏(カシュウ=ツルドクダミ、或いはカシュウイモの葉に似る為)の意。青葉山では、林縁等の所々に見られます・・・
ヤマカシュウ 晩方の坂道
スポンサーサイト



この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<ガマズミ(鎌酸実) の果実 | メイン | サネカズラ(実葛)の果実 >>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://aobaten.blog109.fc2.com/tb.php/5573-ed82a875

| メイン |
ゆきかえる