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十二月観(視)察会
2021/12/12(Sun)
  きょうは、朝方は小雨がちらついたものの、開始後は晴れたり曇ったりの、穏やかな初冬の観(視)察会となりました(5.5~13.6℃/北北西風)。近況報告やコース説明等の後、早速の出発です。初めに、高木の先のキイロスズメバチの大きな巣を観察、未だ成虫が出入りする様子に、温暖化の所為かと驚きました。咲き残るキクイモや植栽のヒイラギナンテン、花虻や小蠅が寄っていたヤツデの花。早くも咲き始めたコハコベやオオイヌノフグリ等を観察、土手に転がるツチグリ、真赤な実をたわわに付けたガマズミ、オオモミジの黄葉等観ながら森に入ると、ふかふか落葉の足元にはヤブランやオオバジャノヒゲの実、見上げればヤマモミジが未だ美しく紅葉しています。シロダモの実と花、ヤブムラサキやムラサキシキブの果実、ビョウタケ等のキノコ、杭上の地衣類(コナアカミゴケやウメノキゴケ)、フユノハナワラビやシシガシラの胞子茎も良く見られ、暖かな日々が続いていた所為か、ヤマツツジやナガハシスミレの不時開花も観られました。ニワウルシやトチノキ、リョウブ等の冬芽や葉痕も楽しみました。配布チラシで取り上げたシロハラには、大勢での移動の所為もあって出会えませんでしたが、遠くでアオゲラが鳴いていたり、カラ類の混群にも度々会えました。沢山落ちていた薫り高いカラスザンショウの実、檜林下に広がる苔の絨毯や、赤く点滅するヤブコウジの実、あちこちに絡まるトリガタハンショウヅルの綿毛も印象的でした・・・
ベロニカ ガマズミの実 泉ヶ岳遠望 シロダモの実と花  
 花では他に、植栽のサザンカ、ヒメジョオン、オニノノゲシ、イヌタデ、コセンダングサ、ノボロギク、オランダミミナグサ等が見られ、羊歯ではリョウメンシダ、ホソバトウゲシバ等、果実ではウメモドキ、ノリウツギ、ツルシキミ、リョウブ、コバギボウシ、オトコエシ、ヘクソカズラ、ヤマウルシ、ツクバネ、サルトリイバラ、ノイバラ、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、リョウブ、タニウツギ、センボンヤリ、カキ、アオキ、ヒノキ、ノササゲ、ナガバノコウヤボウキ、キリ、マムシグサ等が見られました。コナラ小木やミヤマタムラソウの紅葉も奇麗でした。キノコでは、ヒトクチタケ、カワラタケ、サルノコシカケの仲間等が見られました。動物では、リスが見られた他、カモシカの足跡、食痕、角擦痕、テンの糞、イノシシの痕跡等、野鳥では、混群のシジュウカラ、エナガ、コゲラ等、藪から聞こえるウグイスやミソサザイの地鳴き、トビ、メジロ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス等を確認、赤松の樹上に大きな巣も観られました。昆虫では、シャクガの仲間が良く飛び、樹液の木には未だオオスズメバチ、ベッコウバエがいて、キヅタの葉にはコマユバチの繭があったり、イラガの繭や、クモではヤマトゴミグモの卵嚢も見られました。高低差はあるものの。例年より少し短めのコースで、年明け早々にも伐採される予定の木々の確認も行いつつ、気持ち良く歩き、冬枯れの下でも、檜林等のフィトンチッドを全身に受けて(免疫力を高め)、改めて、自然と共に生きる歓びを感じる一時となったのではないでしょうか…?
ヤマモミジ コナアカミゴケ ナガハシスミレ 展望所にて
 次回(2022/1/9)は、新年の初歩きです。きりりとした寒気と新雪の心改まる「会」を期待しましょう・・・
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