モズの早贄(フトハサミツノカメムシ(太鋏角亀虫))
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2021/12/24(Fri)
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きょうは、晴れたり曇ったりでした(1.0〜6.9℃/北風)
道沿いのアオハダの木の枝に、フトハサミツノカメムシ(カメムシ目ツノカメムシ科)が刺さっていました。モズの仕業、所謂「早贄」の様でしたが、こんなカメムシまで利用するのかと、不思議に思いました。モズの早贄(ハヤニエ)は、春~秋、特に秋の食物が豊富な時、木の棘や枝先等に獲物を突刺す行為を言います。長い間、冬の食料確保と言うのが主要な説でしたが、そのまま放置する事も多く、食事中に(獲物を固定しつつ千切って食べる際)妨害等にあって放置してしまう為とも言われます。只、飼われているモズもこの習性を持ち、これが何の為なのか、未だに謎のままです。青葉山では例年冬になると、バッタ等の昆虫や蛙、蜥蜴の他、魚、野鼠、小鳥等の早贄も見られますが、何故か最近は中々見かけません。太鋏角亀虫は、本州〜九州の林内外に生息する体長17-18のカメムシの仲間です。 成虫は5-11月に出現し、鮮緑色に点刻が不規則に散らばります。側角は、他のツノカメムシに比べ、雌雄共余り突出しません。雄の生殖節は特徴的で、太いハサミ状の突起を持ちます。バラ科のサクラ等に寄生。ツノカメムシの中でも非常に希少な存在だと言われ、各地のレッドリストに記載されています・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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