スエコザサ(寿衛子笹)
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2022/01/25(Tue)
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きょうは、晴れ後曇りました(-0.8〜7.5℃/西風)
森の道沿いに、スエコザサ(タケ科) が生えていました。小さな群落でしたが、その周りのアズマザサとは明らかに異なり、葉のうねりは勿論、その両面、殊に表の細毛が目立っていて、触れてもざらざらしました。主に宮城県以北の東北地方の山野に生育する、高さ1-2mの笹です。アズマザサの変種で、葉の縁が裏面に巻き、縦に海鼠状の皺が出て、表裏に毛があるのが特徴です。植物学者の牧野富太郎が1927年(昭和2年)、この青葉山(三居沢)で発見したもので、翌年亡くなった寿衛子夫人に因んで名付けられ、学名にも「Suekoana 」の名があります(現在は変種名)。その墓碑には、「家守りし妻の恵みやわが学び」と「世の中のあらん限りやスエコザサ」が刻まれています。青葉山では、宮教大のバス通り沿い等、あちこちに普通に見られます・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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