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カタクリ(片栗)の花芽
2022/03/15(Tue)
   きょうは、雨後曇って、午後は晴れて暴風になりました(3.5~16.3℃/西風)。
   道端のカタクリ(ユリ科)の、花芽が膨らんでいました。一昨日の観(視)察会でも一部見られましたが、良く見れば何か所にも、様々な尖り帽子が筋を付けて、今にも綻びそうにしていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、ロシア沿海地方、クリル、サハリン等の落葉広葉樹の林床に群生する、草丈10-25㎝の多年草です。3月末~4月初め、長さ4-5㎝で薄紫~桃色の花を、下向きに咲かせた後、あっと言う間に消えてしまいます。名の由来は、、鱗茎の形が栗の片割れに似るから等種々ありますが、古名の堅香子(カタカゴ)とはコバイモ(ユリ科)の事で、その乱獲・衰微に因ってその名が遊離し、何時の間にか今のカタクリが名を継いだ、との説も有力です。仙台ではカタカゴの他、カゴベ、カダケ等とも呼ばれています。青葉山では到る所に見られ(所々に白花も!)、大群落もあちこちにありますが、開発や管理・盗掘等で大分減少しています・・・
片栗花芽 暴風
「杜の都 青葉山は今!」展示会 (3/1(火)〜3/15(火) 青葉通地下道ギャラリーにて開催)は、きょうぶじに終了しました。会期中は、多くの観覧や問い合わせがあり、何人か、13日の観(視)察会にも参加して頂きました。自然の素晴らしさと共に、破壊についての危惧の思いも数多く聞かれ、私達も、青葉山の自然を護る意志を新たにできました。皆さん、ありがとうございました!
破壊 竜の口 展示会
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