タゴガエル(田子蛙)と卵
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2022/05/10(Tue)
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きょうは、良く晴れました(7.7~21.1℃/南東風)。
沢に、タゴガエル(アカガエル科)がいました。Sさんから情報を貰って行ってみると、吃驚でした。何時もは中々姿を見せない当種があちこちに居て、しかも良く見れば、その周囲は卵の海なのです。こんな壮観な光景は初めてで、愛を謳歌しつつ、卵を護ろうとする姿には、とても感動させられました。本州~九州の主に標高2千m以下の森に生息する、体長♂3.5-4.5㎝、♀4.5-5㎝の蛙です。日本固有種。指趾の先端が膨らみ、後肢の水掻きは切込みが深く、趾先端まで発達しません。動物食で、昆虫、クモ、陸棲貝類等を食べます。基亜種は主として4-5月に伏流内や渓流周辺のある水溜り等に60-110個の卵を産みます。普段は森の林床等に生息していますが、繁殖期に雄は、渓流内の岩の隙間等に入り込んで鳴くので、声はすれども姿は見えず、「幻の蛙」等とも言われます。ヤマアカガエル等に似ていますが、喉に暗色斑紋があるのが特徴です。希少性が増して、2021年県版レッドリストで 準絶滅危惧(NT)に指定。青葉山では、沢等に普通に見られます… ![]() ![]() スポンサーサイト
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