fc2ブログ
>
サンコウチョウ(三光鳥)
2022/06/05(Sun)
   きょうは、晴れ後曇りました(12.3~20.4℃/南東風)。
   身近な杉林で、サンコウチョウ(カササギヒタキ科)が鳴いていました。街の喧騒にも負けぬ大きな声で、少しずつ場所を変えながら飛んで来て、枝葉の繁みからちらりと、コバルト色の愛らしい瞳が見えました。日本の本州以南の低山~平地の暗い林に生息する、全長45cm(♂繁殖期)、17.5cm(♀)の夏鳥です。繁殖期の♂は、長い尾羽(体長の3倍)を持ち、顔が黒紫、腹は濁白、背はやや赤みのある黒紫、他は暗黒紫色で、囲眼羽(アイリング)と嘴は明るい水色。♀は♂とほぼ同色ですが、囲眼羽と嘴の水色は不明瞭で、背と尾はかなり赤みの強い赤褐色で、尾羽は体長と同じ位。林内で飛翔中の昆虫を捕食。樹上の細枝に杉やノキの檜の樹皮を用いたカップ型の巣を作り、外側にウメノキゴケをクモの糸で張り付けます。雌雄ともに抱卵。囀りは、「ツキヒーホシ(月・日・星)、ホイホイホイ」、と聞えることから、三光鳥と呼ばれます。 冬には、中国南部~スマトラへ渡り越冬。全国的に激減していて、殆どの県のレッドリストに記載。青葉山には、他の夏鳥より少し遅れて渡来し、幸いに檜林等で営巣しています…
サンコウチョウ サイハイラン群
スポンサーサイト



この記事のURL | 野鳥 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<サルナシ(猿梨)の花 | メイン | ガマズミ(鎌酸実) の花 >>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://aobaten.blog109.fc2.com/tb.php/5752-aae0e51e

| メイン |
ゆきかえる