きょうも、晴れて暑くなりました(23.7~33.1℃/南南東風)。
水蓮池に、ウシガエル(アカガエル科)がいました。グーッグーッと盛んに鳴いているので良く見ると、あちこちから大きな頭を出して、喉を膨らませながら、雄達が鳴き競っていました。嘗て京都のお堀で初めて見て、その巨大さに愕然としましたが、今やこの仙台でも普通に繁殖していて、又愕然としています。米国南東部が原産で、1918年に食用として移入され、今や全国で旺盛に繁殖している、体長120~180 mm(幼生は100~120 mm)の大型の蛙で、特定外来生物に指定されています。成体は5-11月に出現し(産卵期は6~7月)、背は黄緑〜緑〜暗緑色又は緑褐色で、暗色の斑紋が不規則に多数散在し、背中線、背側線はありません。腹は白く、雄の咽喉は淡黄色で、良く灰〜灰褐色の斑紋があります。鼓膜はほぼ円形で大きく(雄は眼径の2倍、雌は眼径とほぼ同)。平地の池沼等に生息します。幼生のまま越冬し、翌夏に変態する個体が多く、成体は水底の泥土に半ば潜り込んで冬眠します。幼生は、植物を中心とした雑食、成体は動物食でザリガニや昆虫、小魚、小鳥、鼠等何でも食べます。青葉山周辺では、この数年で池沼に急激に増殖していて、大問題となっています…
スポンサーサイト