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ツチアケビ(土通、土木通、土通草)
2022/07/09(Sat)
  きょうは、曇り時々雨が降りました(20.3~26.7℃/北風)。
  道沿いに、ツチアケビ(ラン科)が咲いていました。一株だけでしたが大きなもので、真鋳の燭台の様な花房が、上から見ると、豪華な花束を作っていました。北海道~九州の森林内に生育する、高さ50-100㎝の蘭の仲間です。日本固有種。光合成を行う葉を持たない腐生植物で、ナラタケとラン菌根を形成し、養分の全てをこの共生菌に依存しています。初夏に鱗片葉が殆どない黄色い花茎を伸ばし、四方に複総状花序枝を出して、枝先に黄褐色で3㎝程の花を咲かせます。秋に、長さ10cm程の、楕円形で多肉質の赤い液果を熟します。民間では土通草と呼ばれる強精薬ともされますが、薬用効果は不明の様です。青葉山では、林内の所々に見られます・・・
ツチアケビ 樹間から西山
 明日、7/10(日)は定例観(視)察会。花が少なめの時季ですが、バイカツツジ、オカトラノオ、ギンリョウソウ、アカメガシワ、ツチアケビ等が咲き、ホトトギス、キビタキ、オオルリ、ウグイスも良く鳴いています。池や花、樹液の木には虫達が集まり、ニガイチゴやヒメコウゾ、コウスノキ等の実が生り、キノコもそれなりに出ています・・・
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