ツキノワグマ(月輪熊)の熊棚
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2022/08/19(Fri)
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きょうは、一日晴れました(21.4~31.7℃/西北西風)。
道を歩いていると、ウワミズザクラ(バラ科)の実を付けた枝が落ちていました。あれっ、こっちにもあっちにもと思いつつ見上げると、木の上にツキノワグマ(月輪熊)の大きな熊棚がありました。枝葉は既に黒変していましたが、周りには食べ残しの赤い実も沢山見えて、幹には生々しい爪痕も付いていました。今も近くに居るのかな?、 騒がれない様に、頑張って生き抜いて等と思いつつ、その場を去りました。ヒマラヤ~東南アジア~中国~朝鮮、沿海地方、日本では本州、四国等の冷温帯落葉樹林(ブナ林)を中心に生息し、日本では固有亜種です。主に春は若芽や草本、夏には昆虫類、秋には木の実等を採食します。青葉山では、毎年初夏~秋に数回来訪し、ウワミズザクラ等の果実やアリ、ハチ等の昆虫類、ミズナラ等の堅果類を採食しています。往来経路は広瀬川等が推測され、渇水期に川を渡る姿も目撃されています。当林内での越冬記録はありませんが、目撃の他、熊で枝を折りながら木実等を食べた後、折り重なった枝が鳥巣状になったもの)、爪痕、糞や足跡も各所で確認されていて、夏~秋の一時期のみにしろ、当種の生息は、この森の自然の豊かさを証明しています。全国で毎年2000〜5000頭もが捕殺されており、抜本的な保護対策が望まれています・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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