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ボーベリア菌に覆われたミンミンゼミ
2022/09/10(Sat)
 きょうは、良く晴れました(20.3-29.6℃/南東風)。
 道沿いの草叢に、白い綿の様なもので覆われた蝉がありました。調べると、蝉はミンミンゼミ(セミ科)で、白い綿状のものは、カビの一種・昆虫病原糸状菌の仲間、ボーベリア菌(白僵(きょう)病菌=セミカビ)と判りましたが、何年も地中に居て、やっと成虫になった途端に、こんな姿にされてしまうなんて、何か不条理を感じました。糸状菌の仲間で、寄生すると体から水分を奪って硬直させ、昆虫は黴状の菌糸で覆われると、乾燥してミイラ状になります。菌糸の色によって白僵病、黄僵病、緑僵病、カビ病等と呼ばれます。過去には養蚕業等で被害を受けましたが、近年では生物農薬としての研究が進められている様です。青葉山では、比較的普通に見られます…
ボーベリア菌 十五夜
 明日(9/11)は、定例の観(視)察会↓。例年通りのキノコが中心の観察会となります。専門家のお話を聞きながら、自然全般の観察もしましょう! 又色んな出会いがあるといいですね・・・
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