ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♀♂
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2022/10/14(Fri)
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きょうは、大体晴れました(11.4~18.8℃/北風)。
道端のナンブアザミ(キク科)に、ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族)がいました。珍しく人に似て、派手な♀と地味な♂が交互に飛んで来て、美味しそうに蜜を吸っていました。アフリカ北東部〜インド、インドシナ、オーストラリア、中国、朝鮮等の熱帯・温帯域に広く分布し、日本では本州〜沖縄の山野や都市周辺の公園等に広く生息する、前翅長27-38mmのヒョウモンチョウの仲間です。成虫は4-11月に出現し、名の由来通り、雌は前翅先端部表面が黒地で白帯が横断し、ほぼ全面に黒斑が散らばります。翅裏は薄い黄褐色の地に濃黄褐色斑があり、前翅の根元は薄紅色。雄の翅の表側は典型的な豹柄ですが、後翅外縁が黒く縁取られるので他種と区別できます。元々南方系の蝶で、同じ南方系の有毒蝶・カバマダラに擬態しているとされますが、地球温暖化もあって分布を北上させ、当地では擬態の必要もなくなったようです。青葉山周辺では、近年良く見られるようになり、特に雌は越冬もしている様です… ![]() ![]() スポンサーサイト
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