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ワレモコウ(吾木香・吾亦紅)
2022/10/25(Tue)
 きょうは、曇り時々晴れて、俄雨もありました(5.7~16.3℃/北風)。
 林縁の土手に、ワレモコウ(バラ科)が咲いていました。見頃はとうに過ぎた様ですが、残った暗紅紫色の萼がとても床しく、如何にも晩秋の風情でした。北海道~九州の他、ユーラシア中北部に広く分布し、山地~平地の日当たりの良い草原等に生育する、草丈1m程になる多年生草本です。地下茎は短く、茎は直立して上部で分岐し、根出葉は長い葉柄があり、奇数羽状複葉、小葉は5-15で細長楕円~卵状楕円形、鈍頭。長楕円形の小葉には細かい鋸歯があります。7-10月、晩夏~秋に茎を伸ばし、細分枝した枝先に円筒状の穂状花序を作り、花弁のない暗紅紫色の花を密に咲かせます。花は萼4雄蕊4があり、雌蕊は小頭状。名の由来は不明ですが、インド原産の木香(キク科)に負けぬほど美しいからとか、「われもこうありたい」との思いを込めて名付けられたとか、命名する時に、この花は何色だろうかとの論議があり、皆それぞれに茶、焦茶、紫等と言い合ったが、花自身が「否!私は断じて紅です」と言い張り、選者は「花が自分で言っているのだから間違いない」として、「吾亦紅」となったとの説もある様です・・・
ワレモコウ 夕映え
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