fc2ブログ
>
チャンチン(香椿)の果実
2022/12/02(Fri)
  きょうは、曇り後晴れて、明方に(初)雪が降りました(1.1~6.6℃/北北西風)。
  林縁に、チャンチン(センダン科)の大木が立っていました。見上げれば、葉はすっかり落ちていましたが、百合の様な花にも見える実が、樹冠一杯に付いていました。中国中~北部原産で、日本には江戸期に渡来し、本州以南の比較的暖かい多雨地方に生育する、高さ20m程の落葉高木です。葉は卵形の小葉10-20枚からなる羽状複葉で、茎葉や花には名の通り、独特の匂いがあります。6-7月、枝頂から円錐花序を出し、白い小花を密生して多数咲かせます。果実は長さ1.5cm程の果で、秋に熟して5裂し、中に長い翼を上部に付けた種子があります。春の若葉が鮮桃色をして美しく、秋にも紅葉する為、庭木や街路樹として植栽されます。新芽は香りが強く、食用にもされます。名は、漢名の香椿(シァンチン)を音読みしたもの。青葉山周辺では数か所に高木が見られます・・・
チャンチン 青葉山遠望
スポンサーサイト



この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<イヌブナ(犬椈、犬山毛欅、犬橅)の黄葉 | メイン | ジュウガツザクラ(十月桜) >>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://aobaten.blog109.fc2.com/tb.php/5934-7e2527fc

| メイン |
ゆきかえる